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京阪ホールディングス、枚方市駅と一体の商業施設・オフィス・ホテル・賃貸タワー2024年夏開業

2024年夏 開業予定

枚方市駅と一体の商業施設・オフィス・ホテル・賃貸タワーを2024年夏に開業する

 京阪ホールディングスと京阪電気鉄道、京阪電鉄不動産が参画する「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」は、2024年夏頃の第3工区開業を目指して建築工事を進めている。

 再開発事業に合わせて、枚方市駅東改札口と高架下商業施設「京阪枚方ステーションモール」のDブロックを再開発施設と一体で整備。オフィス、ホテル、賃貸タワーレジデンスが駅と一体となる。今回の一体整備により、京阪枚方ステーションモールA~Cブロックも合わせると、整備前と比べて営業面積で約2倍、店舗数で約3倍となる。

枚方市駅
再開発区域

 地上1階のグランドレベルは、再開発事業で整備するロータリー横の広場やまちとのつながりを大切にしたファサードづくりと店舗構成を進めていく。東改札口から天野川の堤防につながる2階のリバーレベルでは、天野川沿いにテラスを配置する。5階の屋上広場からは、交野山や万年寺山、対岸の高槻の山々を遠く見渡すことが可能で、眼下には枚方市駅を発着する京阪本線・交野線の電車が行き交う。

グランドレベル
リバーレベル
屋上広場

 高層棟の7~15階は、京阪ホールディングス・京阪電鉄が所有するオフィスフロア。床面から天井までの一面の窓からは、枚方・交野市内から生駒山系、河内平野、大阪市内、北摂から六甲山系まで広く眺められる。休憩時は、施設内の屋上広場やテラスにもすぐに足を運べる。

オフィス

 高層棟の19~26階には、「カンデオホテルズ枚方」が出店。大阪と京都が一望できる高さで、内装デザインはブロンズ、トラバーチン、ウォールナットで構成した。19階のロビーフロアには、旬の食材を取り入れた朝食を楽しめるレストランとバンケットを備える。地上高さ約81mの屋外バルコニーに出ることもできる。

 地上高さ約110mのホテル最上階には、露天風呂つきのスカイスパが誕生。ブルーを基調としたデザインで、お湯に浸かりながら交野山からの日の出や淀川を赤く染める夕陽、大阪平野のまちの夜景など、時々刻々と変化し続ける景色を臨める。また、ロウリュサウナと露天エリアの「ととのいスペース」でサウナも楽しめる。

カンデオホテルズ枚方
レストランとバンケット
スカイスパ