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中央道 多治見IC~小牧東IC(下り)、右側付加車線に伴う拡幅工事が完成

2022年12月21日 完成

中央道 多治見IC~小牧東IC(下り線)で路肩の拡幅工事が完了する

 NEXCO中日本は、中央自動車道(E19)多治見IC~小牧東IC(下り線)で右側付加車線を設けた約3.7kmの区間において、路肩の拡幅工事を12月21日13時ごろ完成させる。

 本区間の右側付加車線方式は2016年3月から運用しているもので、かつての「左側に登坂車線を設ける」方式を改め、左側の2車線を第1・第2走行車線、右側付加車線を追い越し車線とすることで、第2走行車線からの追い越しをしやすくするとともに、低速車の登坂車線への退避・合流をなくし、全体の車線利用率を改善しようという試み。その結果、第1車線の大型車の利用が増えるなど、利用率の均一化が見られたという。

 今回の拡幅工事は、中央分離帯の再構築を行なうことで左側車線の路肩の幅を75cmから175cmへ拡大しており、緊急車両を停めやすくなるといった効果が期待できる。

2016年3月までの登坂車線と、それ以降の右側付加車線
右側付加車線の設定による利用状況の変化