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えちぜん鉄道 福井駅に大型ステンドグラス「ジュラシックえちぜん」設置。2023年3月完成予定

原画を初公開

2023年3月 完成予定

えちぜん鉄道 福井駅に設置される「ジュラシックえちぜん」の原画

 日本交通文化協会とえちぜん鉄道は、えちぜん鉄道 福井駅(改札口横)に大型ステンドグラスのパブリックアート「ジュラシックえちぜん」を来春設置する。

 作品の絵柄は、福井県で発掘されたフクイティタンやフクイラプトルといった恐竜をはじめ、観光名所の永平寺や東尋坊、県のマスコットキャラクター「はぴりゅう」、えちぜん鉄道などがモチーフ。鮮やかな空を背景に、大胆な構図と豊かな色彩で地元の風物を描き出すという。大きさは約2.8×7.1m(縦×横)におよぶ。

 原画は、アフレスコ画(人類最古の壁画技法)を極めた洋画家であり、文化勲章受章者の絹谷幸二氏が、2か月かけて描き下ろしたもの。現在、この原画をもとに静岡県「クレアーレ熱海ゆがわら工房」のステンドグラス職人が製作を進めており、2023年3月に完成披露除幕式を行なう予定としている。