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【ハワイ現地発】久しぶりのワイキキグルメ? 今、行くならココでしょう!

 Aloha!

 ハワイで、生活情報誌「ライトハウスハワイ」の編集長をしている大澤陽子です。日々取材に駆け回っているなかで、最新&最旬のハワイ、おもしろいハワイ、知られざるハワイ、ハワイのいろいろな顔を届けていきます。

今は茶色のダイヤモンドヘッドは、まもなく雨季を迎えて緑色へと姿を変える

 あれよあれよという間に1ドル150円。日本からハワイへの渡航者数は毎日1000人足らずで、コロナ前の約5分の1にとどまっている。ハワイ側から見てみると、日本入国が解禁になったこともあり、親日家が多いローカルたちは「日本が恋しい!」と日本へ旅立っていく。そんな彼らを「たくさん買い物して日本を元気にしてきて~」などと思いながら送り出している。

 ハワイは米本土からの旅行者数がコロナ前を上回り、新たな店舗が続々とオープンしている。今回は「今のワイキキ」で、円安であれインフレであれ「行く価値がある」と思った新店舗を紹介したい。

夏は足の踏み場もなかったワイキキビーチ。ホリデー前の今は米本土からの観光客もやや一段落
ワイキキではショッピングセンターの中も外もマスクをしている人はほとんどいない
まもなくハロウィーン。ちょっと地味だが夜はライトアップできれいになる(はず)
コロナ禍で2年前に閉店したワイキキ横丁は、アジアンフードホール「スティックス」に生まれ変わる

 まずは、1人20ドルで楽しめるハッピーアワーを。ワイキキのメイン通り、カラカウア通りを歩いているとひときわ目を引く黄色いパラソルが目印となる「アロハビアカンパニー」。これまでハワイにありそうでなかったビアガーデンで、今年(2022年)4月のグランドオープン以来、「ハワイのクラフトビールを気軽に味わえる」と賑わっている。

カラカウア通り沿いにあるバンク・オブ・ハワイビルの1階のスペースに開店した
ワイキキをホロホロ(散歩)したついでに立ち寄ってサッと飲んで帰る人が多い

 この店はオアフ島カカアコやダウンタウンに店舗を持ち、ビール好きのロコ御用達のブリュワリー。ワイキキ店はビル前のスペースにあって、ハッピーアワーなら、ピザやハーフプレッツェルなどが10ドル以下。メキシコのパシフィコビールは格安の1杯2ドル。水のようにゴクゴクいけてしまうラガーなので、2杯目はぜひオリジナルクラフトビールを。カカアコ店の醸造所で作り、そこの通り名にちなんだ「QUEEN ST. PILS」や、軽くて爽やかなブロンドエール「ALOHA BLONDE」など、自慢のビールを6ドル前後で楽しめる。

ハッピーアワーは作りたてのフレッシュなクラフトビールが5.50ドル~。ソフトドリンクもある
チーズピザ(10ドル)、ワッフルフライ(7.50ドル)、ハーフソフトプレッツェル(7ドル)

 通常メニューには、ガツンとした飲みごたえのIPAやポーターなど、ビールをこよなく愛するロコのビール職人が作るクラフトビールが並ぶので、ビール好きなら常連になってハワイのビールを制覇しよう。

アロハビアカンパニー

住所: 2155 Kalakaua Ave, Honolulu
電話: 808-744-2011
営業時間: 日~木曜11時~21時、金・土曜11時~22時
ハッピーアワー: 日~木曜14時30分~17時30分
定休日: なし
Webサイト: アロハビアカンパニー

 ビールつながりで紹介したいのが、一度食べてハマった斬新なビーフジャーキー「パラダイスジャーキー」。

以前は店舗を持たず「幻のジャーキー」と言われていた先代の味が受け継がれたジャーキー

 ホノルルで手作りされているこのジャーキーは、チップスのようにパリッと薄くて軽い。スナック感覚で食べられるので子供のおやつに買っていく人もいるという。噛み締めるとジュワッとビーフの味わいがにじみ出る。ビーフなので日本へ持ち帰るのは難しいが、食べ始めるとあっという間に空になるから心配ない。店内で試食できるので好きなフレーバーを選ぼう。

DFSがあった場所(DFSは営業再開予定)のすぐ近くに今年3月にオープンした
店内に入ると「試食どうぞ!」と声をかけてくれるので、ぜひ味比べを
オリジナル、スモークペッパー、和風の3つのフレーバーがある。まとめ買いがお得

 帰りには、すぐ近くのABCストアでハワイ産ビールを購入するのも忘れずに。ホテルのラナイ(バルコニー)でビーフとビールとビーチ……パラダイスに浸れること間違いない。

パラダイスジャーキー

住所: 2238 Lauula St. Honolulu
電話: 808-762-3983
営業時間: 11時~22時
定休日: なし
Webサイト: パラダイスジャーキー

 このすぐ近くにある「ロイヤルロブスター」は、今年行ってよかった3本の指に入っている。以前、ハワイの人気インフルエンサーを集めて「忖度なしの座談会」を企画した際に、挙がったのがこの店だった。

見つけづらい場所にあるので、カラカウア通りにあるこの看板を目印に進もう
ワイキキショッピングプラザの地下1階にあり、店の内外に飲食スペースがある

 ハワイではコロナ前からロブスターロールのブームがじわじわと始まり、新店舗が次々に登場したが、昨年9月にオープンしたこの店のインパクトは大きかった。ロブスターロールの本場であるメイン州から直送する新鮮なロブスターのこぶし、爪(ハサミ)、さらにロブスターテール部分が丸ごとブリオッシュにぎゅうぎゅうに詰められているのだ。すでにバターは垂らしてあるので、一口目はレモンをキュッと絞って。二口目はガーリックマヨネーズをつけて頬張る。凝縮された甘みが口いっぱいに広がるので、存分に味わおう。

ブリオッシュに詰まったこぶし、爪、ロブスターテールの3つ部位はそれぞれ味も食感も異なる
ロブスターロールとまったく同じ量のロブスターが入っているサラダ。自家製バルサミコ酢ドレッシングとの相性も抜群

 ロブスターロールもロブスターサラダも時価で大体30ドルと、あとずさりしそうな値段だが、その価値はあると思えた。ロブスターをここまで食べ尽くす経験はそれほど多くはないのだから……。ボリュームがあるので、2人ならロブスターロールとサラダを一つずつオーダーしてシェアするとちょうどいい。

ロイヤルロブスター

住所: 2250 Kalakaua Ave, LL102, Honolulu(ワイキキショッピングプラザ地下1階)
電話: 808-888-0332
営業時間: 11時30分~18時(売り切れ次第閉店)
定休日: なし
Webサイト: ロイヤルロブスター

 最後は、ハワイらしい食べ物ポケ。アヒ(マグロ)やサケのぶつ切りに調味料をまぶしたハワイ料理だ。コロナ前はワイキキでポケを食べられる店は少なかったが、ポツポツと増えてきた。昨年秋に登場した「ポケ・フィックスハワイ」もその一つ。

素通りしてしまいそうなこじんまりした店だが、店内は賑わっている
先ほどの「パラダイスジャーキー」の隣の水色のビル1階にある

 食べ歩きが大好きなロコの友人から「あそこのポケ丼はローカルスタイルでいい」と聞き、早速チェックしに行ってみた。「ローカルスタイル」とは、自分好みにできることで、いわゆるプレートランチスタイルをいう。

 注文方法は、最初に寿司ライス(ポケ丼にはめずらしく酢飯)かサラダ(米抜きになる。プラス1ドル)を選ぶ。次に好みのポケを1種類または2種類選ぶ。最後にサイド(付け合わせ)を3種類選ぶ。サイドメニューは、カニサラダ、海藻サラダ、きゅうり、豆腐、枝豆、キムチ、クラゲなど十数種類が揃う。

ポケ1種類は13ドル、2種類は16ドル。アヒは時価でこの日は全部で14.50ドルだった
サーモンポケをチョイス。サイドメニューになぜか豆腐を選ぶ人が多いので選んでみた

 自分が食べたいものだけをご飯にのせたローカルスタイルのポケ丼は、「好き」が集まっているので、飽きることなくあっという間に完食してしまった。ぜひここから5分のワイキキビーチに直行して食べてみてほしい。海からの風を受けながら食べるハワイの味は最高だから。

ポケ・フィックスハワイ

住所: 344 Seaside Ave. #108 Honolulu
電話: 808-807-7999
営業時間: 11時~19時
定休日: 水曜日
Instagram: @pokefixhawaii