星野リゾート、「界 出雲」開業＆「界 玉造」リニューアル。出雲神話にまつわる文化体験や茶の湯・日本酒を満喫

星野リゾートは「界 出雲」を開業し「界 玉造」をリニューアルオープンする

　星野リゾートが展開する温泉旅館ブランド「界」は、11月16日に「界 出雲」を開業する。また同日に、「界 玉造」をリニューアルオープンする。

「界 出雲」では、出雲神話にまつわる文化体験を、「界 玉造」では、日本最古の美肌の湯や茶の湯、日本酒文化を満喫できる。いずれも地域の文化に触れられるご当地客室を設けており、それぞれの立地や文化、工芸品を活かして島根県の文化をデザインする。「界 出雲」のご当地部屋では夕日が沈んでから夜が明けるまでの景色の移り変わりを表現し、「界 玉造」のご当地部屋では三種の神器の1つである勾玉やめのうのモチーフを取り入れた。

　夕食では、プライベート感が保てる半個室のある食事処で、島根や出雲の食文化を堪能できる会席料理を提供。11月上旬には松葉蟹漁解禁シーズンとなり、特別会席も用意する。メインの台の物は、2つの施設で異なる調理法を用いて提供する。

界 出雲

　島根半島最西端の「日御碕灯台」や「出雲松島」を臨める場所に位置し、目の前には日本海が広がる。また、徒歩約5分の場所に日御碕神社が、クルマで約20分の場所に出雲大社があり、宿泊前後に参拝することが可能となっている。コンセプトは「灯台と水平線を望むお詣り支度の宿」で、出雲神話にまつわる文化体験や温泉も提供する。

「界 出雲」の湯は強塩温泉のため、身体がよく温まり湯冷めしにくい。湯上がりには真湯のシャワーで塩分を流し落としても、温かさが長く続く。移り変わる空や海の様子を一望しながら、開放的な空間で湯浴みを楽しめる。

　また、海を臨める「かわたれテラス」も設置する。

界 玉造

　日本最古の美肌の湯とされる玉造温泉に佇む、全室露天風呂つきの宿。コンセプトは「いにしえの湯と出雲文化を遊ぶ宿」で、奈良時代から続く美肌の湯に浸かり、松江の茶の湯や日本酒の文化も楽しめる。

　なお、「界 玉造」の湯は美肌の湯と称される温泉で、大浴場は自然に囲まれている。

　さらに、館内には「日本酒BAR」を設け、スタッフ選りすぐりの地酒を提供するほか、日本庭園に面した茶室で茶の湯体験も実施する。