ニュース

散歩にGO!~立川駅近くの「GREEN SPRINGS」のカスケードでSNS映え

GREEN SPRINGSのカスケード

 JR立川駅の北、徒歩8分ほどの場所にある複合施設「GREEN SPRINGS」。2020年4月にオープンしたウェルビーイングをテーマにした複合施設で、屋上にインフィニティプールを備えたSORANO HOTELなどがあることでも知られている。

 多摩モノレールと国営昭和記念公園に挟まれた区画の四辺に建物が建ち並ぶが、それらに囲まれた街区中央の2階部分にはX型の街路が走り、毎正時に音楽にあわせて演出されるファウンテンや年間350種類の青々とした草木が癒やしを与えてくれる。

 緑の中を北に向かって進んでいくと、左右にさまざまなショップが並んでいるが、その合間には無料で利用できる「LIVING ROOM」と呼ばれる解放的な屋内スペースがあり、電源やWi-Fi環境も用意されていることから、ワーケーション的な雰囲気も楽しめる。

立川駅からの玄関口となるサウスゲート
サウスゲートを登ったところにあるファウンテン
青々とした草木が出迎えてくれる
電源やWi-Fi環境が用意されたLIVING ROOM E

 さらに進んでいくと、TACHIKAWA STAGE GARDENの屋上に向かって緩やかに伸びていく水の階段「カスケード」が目に入ってくる。全長約120mのこのカスケードは、飛行場の滑走路をモチーフにしており、「空と大地と人がつながるウェルビーイングタウン」という同施設のコンセプトを象徴する一角となっている。

 そんなカスケードは、SNS映えする撮影スポットで、もちろん家族や友達にカメラやスマホを渡して撮影してもらってもいいが、そこにはスマホからの遠隔操作で手軽にベストショットを撮影できる「マチカメ」が期間限定で設置されている。

期間限定で設置されている「マチカメ」

 マチカメでの撮影体験自体は無料で行なえるが、透かしが入った写真がスマホに表示されるので、クレジットカードで料金(380円~800円)を支払うことで、透かしを外した高解像度のデータをダウンロードできるようになっている。

 今回は平日の日中に訪れたが、8月14日まで水遊びができるイベント「BLUE SUMMER POOL」が実施されていたこともあり、多くの親子連れがプールやカスケードで楽しそうに過ごしていた。夜になるとカスケードがライトアップされ、昼間とは異なる大人の雰囲気に一変する。

「マチカメ」での撮影イメージ。Instagramでのシェアを見据えて正方形のデータを提供する
夜の撮影イメージ。カスケードやマチカメは24時間オープンしており、日中とは異なる写真を撮影できる

 カスケードを登った先にあるスカイデッキの昭和公園を臨むエリアは、隠れ家的なバーもあり、まさに穴場。空気が澄んだ季節には富士山もくっきり見えるはずだ。

スカイデッキからの眺め