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フィンランドのサンナ・マリン首相がお勧めする夏の過ごし方5選

2022年7月5日 発表

フィンランド政府観光局はサンナ・マリン首相がお勧めする夏休みの過ごし方5選を紹介している

 フィンランド政府観光局は、サンナ・マリン首相がお勧めする夏休みの過ごし方5選を紹介している。

 フィンランドは、国土の75%を森林が占め、8万以上の島々で構成される世界最大の群島地域を有する。また、夏の間は太陽がほとんど沈まず、国の大部分がほぼ24時間光に包まれ、幻想的な白夜を体験できる。

ロンナ島(Lonna Island)

 サンナ・マリン首相が現在住んでいる首都・ヘルシンキには、海岸線に美しい島々が点在している。首相のお気に入りの1つが、中央のマーケット広場からフェリーで10分の場所に位置するロンナ島。木造サウナでは、フィンランドの伝統的なスチームバスを体験した後、バルト海に浸かってリフレッシュできる。

スオメンリンナ島(Suomenlinna Island)

 ユネスコの世界遺産に登録されているスオメンリンナ島は、スウェーデン、ロシア、フィンランドと数多くの国を守った8つの島からなる要塞の島。マーケット広場からフェリーで20分の場所に位置し、6kmにおよぶ要塞壁や博物館、カフェ、レストラン、250年以上の歴史を有するビール工場がある。また、海水浴やピクニックに適したビーチもある。

ウーニサーリ島(Uunisaari Island)

 ヘルシンキの海岸から船で2分でアクセスでき、カイヴォプイスト公園も近い。子供向けの遊具を備えたビーチや、リウスカサーリ島とつながる橋があるほか、テラスのあるカフェからはヘルシンキの海岸線を眺められる。

セイテセミネン国立公園(Seitseminen National Park)

 短いコースから緑豊かな森の中を歩く日帰りハイキングコース、沼地を覆う木製の歩道など、さまざまなコースを用意している。国立公園の一部は、車椅子やベビーカーでもアクセスできる。さらに、敷地内のネイチャーセンターでは、動植物などに関する情報を提供しているほか、カフェレストランでボリュームたっぷりのスイーツが味わえる。

ヘルヴェティンヤルヴィ国立公園(Helvetinjärvi National Park)

 誰でも食料を調達したり、釣りをしたり、適切な範囲で自然を楽しめる国立公園。画家のアクセリ・ガッレン・カッレラや詩人のJ.L.ルネベリなど、芸術家や作家もこの景色にインスピレーションを得たという。