スノーピーク、岩手県初の直営キャンプ場が2023年度開業

スノーピークの直営キャンプ場が2023年度に開業する

　アウトドア用品メーカーのスノーピークは、岩手県初となる直営キャンプ場（岩手県陸前高田市小友町獺沢155-78）を開業すると発表した。

　県が公募した「陸前高田オートキャンプ場施設整備事業」の指定管理予定者として着手するもので、2023年度の開業を予定している（名称未定）。同施設は、東日本大震災から10年のあいだ被災者が暮らす仮設住宅エリアとして運用され、市街地の復興が進んだ2021年には役目を終えてキャンプ場として原状復帰。現在は営業を休止している。

　約22万4000m2の広大な敷地には、約120サイトのキャンプフィールドに加え、新たにスノーピークの直営ストアや開放的な多目的広場、コミュニティスペースを備える予定。また地元組織の運営による観光案内や地場産品の直売所も併設し、地域の魅力を活かした交流・観光拠点に生まれ変わるという。

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