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ZIPAIR、成田~サンノゼに12月新規就航。西田社長「北米国内線を乗り継ぎやすい空港」

機体新デザインも

2022年6月15日 発表

ZIPAIRが成田~サンノゼ線を12月に就航する。説明したのは株式会社ZIPAIR Tokyo 代表取締役社長 西田真吾氏

 ZIPAIR Tokyoは6月15日、成田~サンノゼ(ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港)線を12月に就航すると発表した。航空券の販売は秋ごろを予定している。新規路線について説明したのは代表取締役社長の西田真吾氏。

 西田氏は「創業当時から太平洋を渡る初のLCCを目指してきた。昨年12月に待望のロサンゼルス線を就航しており、今回が北米大陸2路線目に当たる。(日本では)6月から空港検疫の検査や自宅待機について緩和があり、アメリカでは入国時のワクチン接種証明の提示が撤廃されている。いよいよ航空需要が戻ってくることから今回の発表に至った。サンノゼには日本人街やシリコンバレーがあり、我々の目指す『ニューベーシックエアライン』というスタンスを理解してもらえるのではないか」と述べ、サンノゼ空港については「ロサンゼルスなどに比べると小規模だが、国内線への乗り継ぎがしやすく、利便性が高い。コロナ前はサンノゼから国内線が60路線ほど飛んでいた」と使いやすさを就航理由の1つに挙げている。

 なお、サンノゼ線の運賃とダイヤは準備が整ってから発表するという。

 また、このタイミングで機体のデザイン変更を実施する。既存のデザインでは尾翼に「Z_」(アルファベットのZとアンダースコア)を描いているが、新デザインはコーポレートカラーのグレーをベースに、ブラック、グリーン、ホワイトがストライプ模様のように入る。既存の4機の機体もデカールによって尾翼デザインの変更を行ない、ペイント仕様よりやや小さいものの、同様の装飾となる。

ZIPAIR機体の新デザイン(ペイント仕様)
ZIPAIR機体の新デザイン(デカール仕様)