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サイトロンジャパン、サーマル・可視光バイスペクトル双眼スコープ「HIKMICRO Bino TS16」
2022年5月23日 00:00
- 2022年5月27日 発売
サイトロンジャパンは、Hangzhou Hikmicro Sensing Technologyのサーマル・可視光バイスペクトル双眼タイプスコープ「HIKMICRO Bino TS16」シリーズ2モデルを5月27日に発売する。
物体が有する熱を赤外線として検知して表示するサーマル画像機能と、高感度可視光画像によるターゲットサーチ機能を併せ持つ双眼タイプスコープ。地上や海上、河川などあらゆる場所で使用できるほか、夜間、煙、霧、雨、雪といった環境下でもターゲットを素早く発見できる。バードウォッチング、アウトドア、ハンティングだけでなく、パトロール、航海、法執行、捜索・救助といった局面でも有効だという。
高解像度640×512サーマルセンサーを搭載することで、約1kmの物体も検出可能に。双眼鏡のように両目でアイピースを覗くことで、大型高精細ディスプレイでサーマル画像や高感度可視光画像、それらの融合画像を観察できる。
また、さまざまな画像処理を施すことによってあらゆるシーンに適応できる画面表示モード「パレット」も用意した。サーマル画像と光学画像を融合する表示モードでは、人、動物、自動車などの熱源が際立って表示されるサーマル画像と、ターゲットのディテールを表示できる光学画像の両方のメリットが得られる。さらに、可視光のみによる光学画像モード、サーマル画像のみによるホワイトホット、ブラックホットモードも選択可能となっている。
このほかにも、ターゲットまでのおおよその距離を測定する機能や、画面の写真撮影、ビデオ録画などの機能を搭載する。
価格は「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」が123万8600円、「HIKMICRO Bino TS16-50VI/W」が149万7980円。