JTB、川越・京都の商店街で観光客のゴミ捨てを有料にする実証実験「Go！Me」

JTBは有料でゴミを処分する「Go！Me」の実証実験を実施する

　JTBは、有料でゴミを処分する「Go！Me（ゴーミー）の実証実験を、川越一番街商店街と京都錦市場商店街で実施する。期間は2月10日～3月10日。

　川越一番街商店街と京都錦市場商店街は、日本有数の観光商店街で、食べ歩きを楽しむ観光客も多く見られる。一方で、日本の観光地は諸外国と比べてゴミ箱が少なく、観光庁の令和元年度「訪日外国人旅行者の受入環境整備に関するアンケート」によると、外国人旅行者が訪日旅行中困ったことの第1位が「ゴミ箱の少なさ」（23.4％）だったという。また、持ち込みゴミによる景観の悪化やゴミ箱の撤去が進んでおり、観光客がコンビニエンスストアや路上にゴミを放置するケースもある。

川越一番街商店街と京都錦市場商店街で実施

　本実証実験では、観光商店街の参画店舗が専用チラシを貼付したゴミ箱を設置。ゴミを捨てる際は、QRコードを読み取り、任意で設定した金額（53円/100円/500円）をキャッシュレス決済で支払う。実証実験終了後は、Webサイトで金額と使途を公表する。

任意で設定した金額をキャッシュレス決済で支払ってゴミを処分する

参画店舗