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シンガポール航空、上級会員資格3年目の延長やマイル失効一時停止など

スクート利用時の特典強化も

2022年1月13日 発表

シンガポール航空「PPSクラブ」と「クリスフライヤー・エリート」会員資格延長や特典強化

 シンガポール航空は、マイレージプログラムの上級ステータスである「PPSクラブ」と「クリスフライヤー・エリート」会員を対象に、上級会員資格の延長、「エリートマイル」の繰り越し、2022年中に予定されているマイル失効の一時停止、新しいプログラム特典の導入を実施する。

 3月から2023年2月の間に有効期限を迎える「PPSクラブ」と「クリスフライヤー・エリート」会員資格を2020年、2021年に続き、自動的に1年間延長する。また、前回の会員資格延長前の12か月間に「クリスフライヤー・エリート」会員が獲得した「エリートマイル」は、会員資格延長後に再度付与する。以前の会員資格サイクル中に獲得した「エリートマイル」は、2023年3月から2024年2月までの新しい会員資格サイクルに繰り越される。

 2022年中に有効期限を迎える「クリスフライヤーマイル」は、期限が切れる月の月末に自動的に6か月延長する。同年中に有効期限を迎える「PPSリワード」「クリスフライヤー・マイルストーン・リワード」は、12月31日まで期限を延長する。

 さらに、2月より「クリスフライヤー」会員のスクート利用時の特典を強化する。同会員はスクート利用時に獲得できる「エリートマイル」が1クリスフライヤーマイルにつき2.5エリートマイルに(通常1エリートマイル)。より早く上位の会員ステータスを取得することが可能になった。

 また、「PPSクラブ」と「クリスフライヤー・エリート」会員は、優先搭乗やスタンダードシートの無料座席指定、手荷物料金の購入時に追加で5kgの受託手荷物重量が許容されるほか、スクート利用時に実際の獲得マイルからさらに25%の「クリスフライヤーマイル」が加算されるなど、複数の特典が付く。

 さらに、1000および2500エリートマイルを獲得した会員向けに、2つの新しい「クリスフライヤー・マイルストーン・リワード」のサービスを開始する。

 1000エリートマイル獲得で次回スクート利用時に1000クリスフライヤーマイルが、2500エリートマイル獲得でスクート便20%引きクーポンが贈呈される。