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三菱地所&TBSの「赤坂二・六丁目地区」開発計画が国家戦略特区認定。地上41階/19階ビルと東京メトロ 赤坂駅との一体的な街づくり推進

2021年11月18日 発表

三菱地所とTBSホールディングスが共同で推進する「『赤坂二・六丁目地区』開発計画」完成イメージ

 三菱地所とTBSホールディングス、東京メトロ(東京地下鉄)は11月18日、三菱地所とTBSホールディングスが共同で推進している「『赤坂二・六丁目地区』開発計画」が、国家戦略特別区域計画における国家戦略都市計画建築物等整備事業に認定され、11月15日に都市計画告示されたことを発表した。

 計画では、東街区としてオフィスやインキュベーション施設などが入居する高さ約230m、地上41階/地下2階のビル、西街区として劇場・ホールやホテルが入居する高さ約110m、地上19階/地下3階のビルを建設。

 また、東京メトロが進める「えき・まち連携プロジェクト」の対象でもあり、東京メトロ赤坂駅と連携して、駅と街を一体的につなぎ、開放性とにぎわいを備えた空間として、地下2階から地上にかけて、駅と街の境界を感じさせない駅前空間やにぎわい・交流の場となる広場、計4900m 2 の整備を行ない、東京メトロ赤坂駅から連続した空間で地上まで移動できるようにする。

 各街区の駅出入口(5番と6番)にはバリアフリー動線などを整備することで利便性向上を図るほか、広場では重層的な空間を活用したイベントの開催やオープンカフェの設置も目指す。

駅と街の一体空間のイメージ

 西街区では、約1万1000m 2 の劇場・ホールで集客とエンタテイメントの発信を図るほか、約1万2000m 2 のホテルを整備し、短期から中長期までの滞在の場を提供。赤坂サカス側とも連携し、赤坂エリアでの“エンタテインメント・シティ”を目指す。

赤坂エリアでのエンタテイメント創出イメージ
建物の用途構成
位置図