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ZIPAIR、ロサンゼルス線を12月25日開設。西田社長「史上初、太平洋を越えて日本と北米を結ぶLCC」
2021年11月12日 10:58
- 2021年11月12日 発表
ZIPAIR Tokyoは11月12日、成田~ロサンゼルス線を12月25日に就航すると発表した。
機材はボーイング 787-8型機で、片道運賃は、フルフラットになるプレミアムシートの「ZIP Full-Flat Value」が8万8000円~83万7000円、普通席の「Standard Value」が2万7500円~59万2000円、定額の6歳以下向け運賃「U6 Standard Value」が1万円。
ZIPAIRの成田~ロサンゼルス線(2021年12月25日~2022年3月26日)
ZG24便: 成田(14時25分)発~ロサンゼルス(07時40分)着、火・木・土曜運航
ZG23便: ロサンゼルス(09時40分)発~成田(翌14時25分)着、火・木・土曜運航
会見に臨んだ代表取締役社長 西田真吾氏は「創業当初から太平洋を渡るエアラインになると標榜しており、これまで太平洋を渡るためと、事業を続けてきた」と念願の長距離線開設であることを表現。
同社は10月29日に塗装を終えた3号機が成田に到着しており、目下3号機は客室改修を行なっている最中。この3号機をもってロサンゼルスに就航するという(関連記事「ZIPAIR3号機、塗装完了で成田に来た! 3機体制で北米路線の就航準備整う」)。
北米西海岸でもロサンゼルスを就航地に選んだ理由については、過去10年にわたって在留邦人が最大の都市であること、赴任や一時帰国ニーズなどが高いことを挙げた。さらに西田氏は「フルサービスキャリアしか就航していなかったところへ就航する」と野心的な路線であることを説明しており、運賃については、「フルフラットのシートだとフルサービスキャリアの4分の1くらい」とコスト感を表現した。