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トリップアドバイザー、2021年冬の旅行動向を発表。自宅から2時間以内の国内が77%

2021年11月4日 発表

トリップアドバイザーが2021年冬の旅行動向を発表

 トリップアドバイザーは、世界6か国の旅行者への意識調査およびサイトの利用状況データをもとに、2021年冬の旅行動向について発表した。

 10月5日~14日にかけて実施した意識調査の結果によると、日本人旅行者の年末年始(2021年11月~2022年1月の期間中)の旅行への考え方は「慎重になっている」「ワクワクしている」「楽観的である」がトップ3となり、慎重な姿勢を保ちつつも旅行を楽しみにしている傾向が見受けられた。

 また、半数以上は年末年始の旅行について「予定している」または「まだわからない」と回答し、そのうち59%はすでに目的地を調べたり旅行関連のWebサイトを閲覧するなどのリサーチに時間を費やしている。年末年始の旅行計画を決めるタイミングについては、11月と12月があわせて56%となり「旅行を予定している」と回答した人のうち69%が旅行の計画について「まだ予約をしていない」「もっと時期が近づいてから決める」と回答している。

 旅行先については「自宅から2時間以上の国内旅行」が77%で多数となったが、トリップアドバイザーの利用状況データから算出した前年比で回復傾向が見られる観光地にはニューヨークシティがランクインし、海外旅行への関心回復の傾向を示している。人気観光地は、海外ではホノルル、パリ、バンコク、国内では京都市、舞浜、大阪市がそれぞれトップ3という結果となった。