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東京都、「明治公園」「代々木公園」の整備・運営事業者を決定。2023年から2024年にかけ順次供用開始

2021年11月9日 発表

東京都は新たに整備する「都立明治公園」「都立代々木公園」の整備・管理運営事業者を決定した

 東京都は11月9日、Park-PFI(公募設置管理制度)を活用して新たに整備する「都立明治公園」(新宿区霞ヶ丘町、渋谷区神宮前2丁目ほか)、「都立代々木公園」(渋谷区神南1丁目)の、整備・管理運営を行なう設置等予定者を決定した。

 都立明治公園は、東京建物(代表)、三井物産、日本工営、西武造園、読売広告社、日テレ アックスオンで構成する「Tokyo Legacy Parks」に決定。2023年10月の供用開始を予定している。

「世界に誇れる、東京という都市の“レガシー”となる公園を創り、責任を持って持続的に運営、希望と誇りと共に次世代へ継承」をコンセプトに、国立競技場と調和し、シンボルとなる前庭空間や、周辺地域の緑を活用した施設を提案。アウトドアショップや、ヨガスタジオなどを備えるリラクゼーション施設などを設営する。

都立明治公園に対する「Tokyo Legacy Parks」の提案概要

 都立代々木公園は、東急不動産(代表)、東急、石勝エクステリア、東急コミュニティーで構成する「代々木公園STAGES」に決定。2024年3月の供用開始を予定している。

「来園者が相互に感性を刺激し合う舞台を整備することで、自分らしく輝くことができる公園を創出」をコンセプトに、利用者の緑の中での自由な過ごし方を演出。緑と街が融合した都市型交流空間の創出を目指す。園内には、スケートボードに対応するアーバンスポーツパークなどのスポーツ・健康増進施設を設置する。

都立代々木公園に対する「代々木公園STAGES」の提案概要