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組み立て式段ボールテント「DAN DAN DOME」。秋に一般販売

2021年秋 一般販売

東洋製罐グループホールディングスは、組み立て式の段ボールテントを一般販売する

 東洋製罐グループホールディングスは、組み立て式の段ボールテント「DAN DAN DOME」を秋ごろから一般販売する。

 総合容器メーカーの同社が極地建築家の村上祐資氏と協働で開発したもので、段ボールにはラミネート加工を施して耐水性を確保。ネジやクギなどを使わずに組み立てることができる。

 利用シーンは仮設住宅やフェスイベント、アウトドア、局地での共有スペースなどで、既存のプラダンテントが抱えていた輸送時の重さや環境負荷などの課題をクリアする製品になっている。

 ラインアップは3モデルで、「STANDARD(DDD-3600S1)」はキャンプ場や街ナカ、フェス仮設テントなどを屋外での使用を想定しており、サイズは3600×3600×3085mm(幅×奥行き×高さ)。丁寧に分解すれば再組み立ても可能という。

「LITE(DDD-3600L1)」はSTANDARDと同じ寸法だが、体育館などの公共施設、イベントスペース、避難所など屋内使用を想定したもので、使えるのは一度きり。

「ART(DDD-3600A1)」はSTANDARDをベースにしたホワイトモデルで、インナールーフをオプションとして追加することで突起がなくなり、プロジェクター投影などが可能になる。印刷、ペイントなどにも対応しており、アートやプロモーション利用などを想定している。