神戸市、三宮中央通り地下通路を2021年度リニューアル工事。愛称募集も実施

神戸市は、2021年度に三宮中央通り地下通路のリニューアル工事を実施する

　神戸市は5月12日、三宮中央通り地下通路（神戸市中央区三宮町1丁目～2丁目）のリニューアル工事を2021年度に実施するとともに、同日より愛称募集を開始することを発表した。

　現在の単調なデザインの地下通路を、「変化に富んだ歩いて楽しい空間」をコンセプトにリニューアル。全長約400mを20か所のゲートで切り分け、それぞれに特徴的なデザインを施して“ウィンドウショッピングしながら散歩するかのように、飽きずに通行できる”通路にする。

　また、ゲートはサインの役割も兼ね、さまざまな色を差し色的に使用して通路を切り分け。既存のデザインをある程度活かしながら、鮮やかな色から落ち着いた色までグラデーショナルに計画された色彩を施す。

　三宮中央通り地下通路の愛称は、5月12日～6月11日に公募し、7月ごろに選定委員会を実施して決定。採用された愛称は案内サインへ掲載されるほか、壁面デザインにグラフィック化して展開する。

デザインコンセプト。案内サインを兼ねるゲートを20か所設置し、ゲートで切り分けたそれぞれのエリアに特徴的なデザインを施す

リニューアル後のイメージ