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長谷川工業、私有地向けの電動キックボードレンタルサービス「ecbo」

インバウンドマーケットEXPO2021で披露

2021年2月16日 発表

電動キックボードのレンタルサービス「ecbo(エクボ)」

 長谷川工業は、東京ビッグサイトで開催されている展示会「インバウンドマーケットEXPO2021」に出展し、電動キックボードのレンタルサービス「ecbo(エクボ)」を披露している。

 ecboは、私有地内で電動キックボードのレンタルサービスを運営するためのワンストップ・ソリューション。Segway-Ninebot製の電動キックボード「Kickscooter MAX PLUS」やレンタルサービスを運営するためのシステム一式を提供する。大学や公園、工場、倉庫、遊園地など、広い敷地内での利用を想定している。

 最高速度は20km/hで、航続可能距離は55km。電動キックボードの施錠・解錠は、LINEアプリで行なえるようになっている。

 料金は、電動キックボード1台と管理システム、基本サポートがセットになった「ベーシックプラン」が月額1万7800円、さらにメンテナンスサービスや保険がセットになった「プレミアムプラン」が月額3万4800円(いずれも税別)。両プランともに、4台以上、1年契約がベースとなる。

LINEアプリで貸し出し手続きを行なえる

 同社では、ecboで使用する電動キックボードに保安部品を追加し、千葉市内で公道(自転車専用レーン)を走行する実証実験を実施しており、将来的には私有地以外での活用も視野に入れている。

千葉市内での実証実験で用いられている車両には、公道を走行できるように保安部品が追加されている