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Airbnb、困っている人々の宿泊先探しを支援する非営利団体「Airbnb.org」設立
2020年12月9日 15:03
- 2020年12月9日 発表
Airbnbは、大規模な自然災害などが発生した際などに被災者の宿泊先探しを支援する非営利団体「Airbnb.org」の設立を発表した。
同社では、2012年にハリケーン被害を受けた人々に自宅を開放したホストが現われたことから、助けを必要とする人々にホストが宿泊先を提供できるプログラムをスタート。その後、被災者や救援ワーカー、難民、亡命希望者など、緊急時の対応に重点を置く形に進化し、最近では新型コロナウイルスと戦う医療救護活動従事者のための宿泊先探しなどを行なってきた。
新たに設立されるAirbnb.orgは、こうした取り組みの受け皿となる組織となり、国際赤十字赤新月社連盟(IFRC)やCommunity Organized Relief Effort(CORE)と連携しながら支援を実施していく。設立にあたり、Airbnbは40万株の自社株を割り当て、共同創業者の3名は600万ドルを寄付。利用者からの寄付も募っていく。
Airbnbのホストは、Airbnb.orgを通じて自然災害や新型コロナウイルスの流行により被害を受けた人々に無償もしくは割引料金で宿泊先を提供することで、プロフィールに特別なバッジが表示されるようになる。