日産、行動履歴から最適な旅行提案を行なう「トラベルトリガー」の実証実験開始

日産自動車が「トラベルトリガー」の実証実験を開始

　日産自動車は、ユーザーの行動データを分析し、旅行提案を行なう「トラベルトリガー」の実証実験を11月4日に開始した。2021年4月30日まで実施する。

　トラベルトリガーは、インクリメントPとの協業により、ポイ活（ポイント活動）アプリ「トリマ」のユーザーの行動データの提供を受けて分析し、ユーザーの趣向やライフスタイルに沿った形で旅行先を提案するというスマートフォン向けのサービス。

　実証実験では、旅行中にクルマを降りた際に、ユーザーがどんな観光スポットや店舗に向かうかを分析し、魅力的な旅行プランを提案できるかどうかを検証する。そのうえで、旅行先で電気自動車を充電している空き時間に、発見や学びのある立ち寄り先をリアルタイムで提案するサービスの実現も目指していく。

　データの収集にあたり、同社が展開するカーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」で利用可能な500円割引クーポンをトリマの会員に提供する。