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お題に沿った街角の写真を投稿してポイ活できる「GeoQuest」

2024年6月10日 リリース

GeoQuest(ジオクエスト)

 ジオテクノロジーズは6月10日、お題に基づいた街角の写真を投稿することでポイ活ができるアプリ「GeoQuest(ジオクエスト)」の提供を開始した。

 同社は、カーナビ用の地図データの整備やコンシューマー向けの地図サービス「MapFan」の運営などを行なっているが、2020年からポイ活アプリの「トリマ」も提供している。今回のGeoQuestは、参加するユーザーに対してマイル(ポイント)を還元しながら、同社として地図整備にかかるコストの削減を図る狙いの下で開発されたアプリとなる。

 ユーザーには、ビルの名称やコインパーキング、矢印信号機、EV/充電ステーション、郵便ポスト、公衆トイレなど、30種類以上のお題が“クエスト”として提示され、実際にその場所に赴いて写真を撮影し、投稿することでマイルが付与される。

 付与されるマイルは、1クエストあたり500~5000マイルと難易度や地図整備にあたっての必要性によって異なっており、1日あたり最大で5件(2万5000マイル=250円相当)の投稿が可能。貯めたマイルは、トリマと連携させることで現金やdポイント、Amazonギフトカードなどの他社ポイントに交換できる(交換手数料は20%)。

 同社によれば、今後はゲーミフィケーションやSNS要素を持たせるなどの機能拡張を検討しているほか、道路や設備の補修が必要な場所のデータベース化などのニーズにもマッチすることから、自治体や企業向けのソリューションとの連携も視野に入れている。