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三井の最高級ホテル「HOTEL THE MITSUI KYOTO」11月3日開業。二条城を臨む客室や中庭ではアフタヌーンティーも

2020年11月3日 開業

「HOTEL THE MITSUI KYOTO」を11月3日に開業する

 三井不動産リゾートマネジメントは、最高級ラグジュアリーホテルブランド「HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ ミツイ キョウト)」(京都府京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284)を11月3日に開業する。

 同ホテルは、世界遺産「元離宮二条城」を臨む三井総領家ゆかりの地に位置する。250年以上にわたり存在した三井総領家の邸宅を、ラグジュアリーホテルという形で現代に蘇らせた。三井家の時代から受け継がれてきた梶井宮門に迎えられ、中庭を中心としたホテル内では景石・灯籠などの遺構を観賞できる。総檜造の「四季の間」も、邸宅の一部を再現したもの。お祝い事やおもてなしの場、レストランの別室として使用でき、日本や京都の文化、伝統工芸、地域とのつながりを感じられるさまざまなおもてなしを提供する。

二条城を臨む三井総領家ゆかりの地に位置する

 客室は全161室。スイートルーム22室を含む11タイプで、二条城、中庭、京都の町など多彩な眺望を楽しめる。サーマルスプリングSPAは、敷地内の地下約1000mから湧き上がる天然温泉水を活用したもの。京都の地下は豊富な水を溜め込む水甕となっており、水着を着用して入る天然温泉を用いたプールとして楽しめる。「SPAトリートメント」では、京都産の柚子、檜、黒文字の精油をブレンドしたホテルオリジナルのマッサージオイルを使用するシグネチャーメニューや、オーガニック・ドクターズコスメ「ALAENA」などを使用したメニューを用意する。

客室は全161室
サーマルスプリングSPA

 ホテル内には、ガストロノミー鉄板「都季 -TOKI-」とイタリア料理「FORNI(フォルニ)」の2つのレストランを有する。「都季 -TOKI-」ではフランス料理と日本料理の食材と調理法を融合した「ガストロノミー鉄板」を提供。「FORNI」では、京ことばで「竃(かまど)」を指す「おくどさん」からインスパイアされた薪窯で焼き上げるピッツァや本格グリルを楽しめる。ローマ風ピッツァ、旬の食材を焼き上げたグリル料理、国産フレッシュパスタやイタリア仕込みのリゾットなど、京都とイタリアが融合したプリフィックスコースを提供する。

ガストロノミー鉄板「都季-TOKI-」とイタリア料理「FORNI」

 中庭の景色を臨む「THE GARDEN BAR」でも食事やドリンクを提供。ティータイムに提供するアフタヌーンティーでは、銅や真鍮の菓子缶や茶筒(開化堂)、京金網を紡いだ皿からなるハイティーセット(金網つじ)、木製ティートレイ(中川木工芸)、青磁の茶器と菓子皿(茶陶朝日焼)といった京都の伝統工芸品に触れながら、ゆったりとしたひとときを楽しめる。

 開業記念宿泊プランも販売中。対象宿泊期間は11月3日~2021年3月31日で、宿泊料金が1泊1室9万8000円~となる。特典として、朝食(2名分)が無料となるほか、1滞在につきホテルクレジット1万円分を付与。さらに空室状況により、ルームアップグレードが可能となる。2021年2月1日チェックアウト分までGo To トラベルキャンペーンと併用できる。

中庭を臨む「THE GARDEN BAR」ではアフタヌーンティーも提供