ポートライナー、「京コンピュータ前」の駅名変更。「富岳」は副駅名に。2021年春以降決定

「京コンピュータ前（神戸どうぶつ王国・P08）」駅

　ポートライナーを運行する神戸新交通は、「京コンピュータ前（副駅名：神戸どうぶつ王国・P08）」駅の駅名変更を検討していることをあきらかにした。

　スーパーコンピュータ「京（けい）」の後継機「富岳」が稼働することから、神戸市など関係機関と駅名変更について協議しているとのことで、新駅名は「お客さまに分かりやすいよう地名や地域を象徴する名称」「恒久的な名前が望ましい」としている。

　もし駅名に「富岳」を採用すると、同じようにスーパーコンピュータの世代交代が起きた際に、また名称変更する必要があり、交通系ICカードの全国相互利用サービスなどの関係で駅名変更には大きな影響があるため、慎重に協議を進める必要があるという。

　そのため、駅周辺のランドマーク的な施設名などを採用することが多い副駅名に「富岳」を入れる可能性はあり、調整中とのこと。新駅名については、神戸市や関係機関の意見を聞き、神戸新交通が2021年春以降を目処に決定する予定だ。