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南海電鉄、新今宮駅をリニューアル。改札やエレベーターを1階に移設するなど利便性向上

駅の美装化によるイメージの改善

2020年10月19日~2022年3月 工事期間

南海電鉄 新今宮駅をリニューアルする

 南海電鉄(南海電気鉄道)は、新今宮駅のリニューアル工事に着工すると発表した。工事期間は10月19日から2022年3月の予定。

 難波駅に次ぐ乗降客数の新今宮駅(2019年度1日平均乗降人員:9万7603人)は、東側において星野リゾートが整備を進める都市観光ホテル「OMO7 大阪新今宮」の開発工事が進捗しているなど環境が変化しており、難波から新今宮・新世界への南北軸の形成に向けた基軸となる駅を目指して、2階にある改札口を1階に移設するなど駅構内の環境改善を行ない、利便性・満足度の向上を図る。

南海電鉄 新今宮駅のリニューアル工事概要

1. 利用者動線の単純化による利便性向上:
・2階改札口の1階南北通路両側への移設(1階南北通路両側への改札口の新設)
・4番線ホーム(南海本線上り列車発着)、2・3番線ホーム(高野線上り列車、南海本線下り列車発着)と改札口をそれぞれ結ぶエレベーターの1階着床化、4番線ホームのエレベーター大型化
2. 駅施設の整備による利用者応対機能の強化:
・1階南北通路の東側の改札口にオープンカウンターの駅務室を併設
3. 駅の美装化によるイメージの改善:
・1階南北通路と駅外壁の美装化

 なお、リニューアル工事に伴い、4番線ホームのエレベーター(南海本線上り列車発着)は、11月10日から2021年12月末(予定)まで利用停止となる。この期間は自走式階段昇降機を用意するとのこと。