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エアバス、大型&長距離ビジネスジェット「ACJ TwoTwenty」初受注。A220ベースで新市場開拓

2020年10月6日(現地時間)発表

エアバスはACJ TwoTwenty」を初受注した

 エアバスは10月6日(現地時間)、ビジネスジェット「ACJ TwoTwenty」をローンチしたことを発表した。スイスのコムラックス・アヴィエーションなどから計6機を初受注した。

 旅客機のエアバス A220-100型機をベースとしたビジネスジェットで、柔軟な客室装備と大型かつ長距離ビジネスジェット市場の需要に対応し、「エクストラ・ラージ・ビズジェット」という新市場の開拓を目指す。

 客室は競合ビジネスジェットと同じ空港設備で発着でき、客室スペースは3倍以上。床面積73m 2 のパーソナルスペースを活かし、幅広いVIP用リビングエリアを備え、最大18名が搭乗できる。エアバスは客室デザインに関して、これまでに積み重ねたあらゆる知識を導入するとしている。

 航続距離は最大1万500km(5650海里)で、東京~ドバイ、ロンドン~ロサンゼルスなどの都市をノンストップで航行できる。

ACJ TwoTwentyの客室デザイン