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ソニー、着るクーラー「REON POCKET」の一般販売を開始

2020年7月1日 発表

REON POCKET(レオンポケット)

 ソニーは7月1日、インナーウェア装着型ウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET(レオンポケット)」の一般販売を開始した。価格は、本体が1万3000円で、専用インナーウェアが1800円(いずれも税別)。

 REON POCKETは、専用のインナーウェアの首元にあるポケットに装着することで温度を調節できる冷温両対応のウェアラブルデバイス。Bluetooth経由でスマートフォンから冷温それぞれ4段階で温度を設定できる。

 同社によれば、サーモモジュール(ペルチェ素子)に通電することで、急速な冷却・温熱が可能で、夏の30℃の環境下を想定した実験では、本体接触部分の体表面温度がマイナス13℃になったという。

 同製品は、クラウドファンディングサイト「First Flight」で事業化され、公開から1週間で目標額6600万円を達成していた。その後、機能の改良を重ね、今回の一般販売に至った。

冷温両対応でそれぞれ4段階に調節可能
設定はスマートフォンから
本体
専用インナーウェア(ホワイト)
専用インナーウェア(ベージュ)