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手話が共通言語のスタバ、「スターバックス コーヒー nonowa国立店」6月27日オープン

2020年6月27日 オープン

主なコミュニケーション手段に手話を使用して運営する「スターバックス コーヒー nonowa国立店」を6月27日にオープンする

 スターバックス コーヒー ジャパンは、聴覚に障がいのあるパートナー(従業員)を中心に、主なコミュニケーション手段に手話を使用して運営する「スターバックス コーヒー nonowa国立店」を6月27日にオープンする。

 スターバックスでは、手話をコミュニケーション手段に使うサイニングストアをマレーシアで2店舗、米国で1店舗、中国で1店舗展開しており、これらの店舗での経験も取り入れ、国内では初となるサイニングストアを東京・国立にオープンすることになった。

 店舗では手話でのオーダーに加え、音声や指差し、筆談でも注文可能。商品の受け取り場所にはデジタルサイネージを設置し、商品提供時は手話とともに、レシートに印字された番号をデジタルサイネージに表示。デジタルサイネージには商品番号だけではなく、あいさつなどでよく使う手話も表示する。

スターバックス コーヒー nonowa国立店
手話でのオーダーに加え、音声や指差し、筆談でも注文可能
デジタルサイネージを設置して提供状況などを表示
門秀彦氏による手話をモチーフにしたアートが店内を彩る
スターバックス コーヒー nonowa国立店

オープン日: 2020年6月27日
所在地: nonowa国立(東京都国立市北1-14-1
営業時間: 7時~22時(オープン日は10時から)
店舗面積: 207.96m 2
席数: 83席
Webサイト: 「スターバックス コーヒー nonowa国立店」入店整理券

 スターバックス コーヒー ジャパン CEOの水口貴文氏は、「店舗のコンセプトは『Infinite Possibilities(無限の可能性)』。私たちパートナーの夢を店舗という形にしました。聴覚に障がいのあるパートナーやお客さまにとって、ありのままの自分でいられる場所であり、障がいのある若者にとって夢や未来を描ける場所、そしてこの店舗を訪れた誰もが新たな気づきを得られる場所になればと考えています」とコメントしている。