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6月19日からステップ2、県をまたぐ観光振興が徐々にスタート

2020年6月19日~ ステップ2

外出自粛の段階的緩和の目安

 政府が5月25日に改定した新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針では、7月31日までの約2か月間を移行期間として設定し、段階を踏んで徐々に「新しい生活様式」の定着を図りながら移動の自粛を緩和していくことになっている。明日6月19日は観光業界にとって大きな意味を持つ日となる。

 観光については、5月25日~31日がステップ0、6月1日~18日がステップ1、6月19日~7月9日がステップ2、7月10日~31日がステップ3とされており、少しずつ制限が解かれることになる。

 6月18日までのステップ1では「観光振興は県内で徐々に、人との間隔は確保」することとされているが、19日以降のステップ2とステップ3では「県をまたぐものも含めて徐々に」観光振興を図っていってもよいとされている。

 また、観光以外の県をまたぐ移動についても、ステップ1では東京、神奈川、千葉、埼玉、北海道との間の不要不急の移動は慎重に行なうべきとされていたが、ステップ2に移行する6月19日から出張を許可する企業も増えていくものと思われる。

 このため、6月19日から観光業の再興が始まることになる。その後、7月下旬には「Go To キャンペーン」による支援も開始され、8月からは国内旅行が全面的に解禁される見込みだ。

 手指の消毒やマスクの着用といった新しい生活様式に基づいた行動が求められるが、外出自粛でストレスがたまっていたという方は、本誌の記事などを参考に少しずつ旅行に出かけることを検討していただきたい。

イベント開催などの制限も緩和される