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国交省、日本海沿岸東北道 大館能代空港IC西側の2020年度開通に向けて県道の交通切り替え実施

2020年4月23日 発表

日本海沿岸東北自動車道(E7)鷹巣大館道路/鷹巣西道路の2020年度開通に向けた県道付け替えが完了し、4月27日に交通切り替えを実施

 国土交通省 東北地方整備局 能代河川国道事務所は4月23日、2020年度の開通を目指している日本海沿岸東北自動車道(E7)鷹巣大館道路/鷹巣西道路の工事に伴って必要となっていた、県道大館能代空港西線の付け替え道路が完了が完了し、4月27日9時30分に交通切り替えを実施することを発表した。

 県道大館能代空港西線は、大館能代空港の西方と国道7号とを結ぶ道路。付け替え道路は秋田県北秋田市脇神地内の約520mで、交通切り替え後、現道は日本海沿岸東北道 鷹巣大館道路として供用すべく工事が行なわれる。

 日本海沿岸東北道 鷹巣大館道路/鷹巣西道路は国道7号に並行して整備されている自動車専用道で、東側は鷹巣大館道路が大館能代空港ICまで開通しており、秋田自動車道に組み込まれている。

 現在は大館能代空港IC(インターチェンジ)から国道7号と接続する北秋田市今泉までの区間、延長6.95kmを整備中で、大舘能代空港ICから約1.7kmの鷹巣大館道路と鷹巣西道路を接続する区間を国交省が、鷹巣西道路の一部となる5.25kmを秋田県が主体となって整備している。この区間は2020年度の開通が予定されており、県道の付け替えが完了したことで同区間の工事が前進したことになる。

 同区間開通後も日本海沿岸東北道 二ツ井白神IC間のミッシングリンクは残るが、大館能代空港の西方も国道7号と自動車専用道で結ばれることになり、空港アクセスが向上する。

交通切り替え図