JR東海、新幹線「特大荷物スペースつき座席」予約開始。ステッカーやテレビCMで周知

JR東海は新幹線「特大荷物スペースつき座席」の予約受付を開始した。車内ではステッカーで事前予約が必要なことを周知する

　JR東海（東海旅客鉄道）は、東海道・山陽・九州新幹線に「特大荷物」（3辺合計が160cmを超えるもの）を持ち込む際の事前予約制を5月20日の乗車分から導入する。

　それに先立ち、車両最後部座席の後ろに設ける「特大荷物スペース」とセットで販売する「特大荷物スペースつき座席」の予約受付を4月20日10時から開始している。

　JR各社のインターネット予約サービス「エクスプレス予約」「スマートEX」「e5489」「JR九州インターネット列車予約」や、駅の券売機では「特大荷物スペースつき座席」の選択肢が用意され、窓口で予約する場合は特大荷物があることを係員に申し出る必要がある。

　車内では特大荷物スペースの床や壁などにステッカーを貼付することで、事前予約が必要な空間であることを周知するほか、漫才師「中川家」の2人を起用したテレビCMやポスターなどでサービス内容の発信を行なう。

グリーン車での表示イメージ

スマートEXの予約画面。左下に「特大荷物スペース利用」というチェックボックスが現われている