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年頭所感2020:ソラシドエア、髙橋宏輔社長

2020年1月6日 発表

2020年 株式会社ソラシドエア 年頭ご挨拶

ソラシドエアの髙橋宏輔社長(2017年6月撮影)

株式会社ソラシドエア
代表取締役社長 髙橋 宏輔

 あけましておめでとうございます。皆様には、健やかに新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

 2020年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 昨年を振り返ると、国内においては約30年ぶりの改元となり、新たな「令和」時代の幕開けとなりました。日本では初となるラグビーワールドカップが開催され、スポーツを通して日本国内が 大いに盛り上がりを見せる中、消費税増税スタートなど国内市場を取り巻く環境が着実に変化する年でもありました。

 航空業界においては、インバウンド市場の拡大やそれに伴う航空需要の高まり、他社との競争激化が進んでいます。当社においては、このような状況の中、国内外におけるLCCのネットワーク拡大や空港機能強化などを背景として環境変化に対応し、中長期的な成長を実現するため、昨年5月に中期経営戦略を見直しました。

 その重点施策として、「地域重視型モデルの深化」を掲げ、九州・沖縄にこだわり活動してまいりました。昨年は、九州で開催されるスポーツ大会やイベントに当社社員も積極的に参加し、宮崎で開催された「2019 ISA ワールドサーフィンゲームス」や熊本県阿蘇地域で開催された「Aso Round Trail」大会、「南九州移住ドラフト会議」のスポンサーを務める他、宮崎県サーフィン連盟と包括的連携協定を締結し、宮崎の若手プロサーファーの育成サポートをするなど、社員一人一人が『地元』意識を持ち、地域と一体となって地域に根差した活動に取り組んでまいりました。

 今年はオリンピック・パラリンピックの年であり、訪日外国人がさらに増えることが予想され、東京だけでなく地域の魅力を世界に発信する機会となります。航空業界は国内空港機能拡大を契機とした飛躍の年を迎えます。当社では、昨年10月に導入した1機材を活用し、今後、国内基盤を強化すべく、路線ネットワーク拡充に取り組んでいく予定です。昨年を代表する言葉に「ONE TEAM」がありますが、ソラシドエアも 新しい挑戦を成し遂げるべく、社員一丸となり「ONE TEAM」で前進してまいります。

 また、安全運航を第一に、今まで以上に九州・沖縄とのつながりに磨きをかけ、さらに地元にとってなくてはならない 存在となれるよう全社を挙げて取り組んでまいります。

 引き続き、ご支援と変わらぬご愛顧をいただきますようお願い申し上げます。

 年頭にあたり、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。