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ANA、「787」ロゴ機を間もなく全機塗り替え。ラスト1機は国内線運航中の「JA818A」

ANAのボーイング 787型機のうち、「787」ロゴ塗装で運航されている最後の機体「JA818A」が間もなく通常塗装に塗り替えられる

 ANA(全日本空輸)が運航している、機体前方に「787」をマーキングしたボーイング 787型機が間もなく姿を消す。最後の1機となっている登録記号「JA818A」の機体がリペイント作業に入るためだ。

 ANAでは、2011年9月に初受領したボーイング 787-8型機の初号機「JA801A」と2号機目「JA802A」を、機体前方に「787」ロゴをあしらったほか、機体後部には青地と白いラインを施した特別塗装機として運航。3機目から2014年1月受領の24機目(JA803A~824A)については、機体前方に「787」のマーキング、後部にANA機の通常デザインの塗装を施した。

 この787ロゴは、ボーイング 787型機導入初期に新機種をPRする目的で展開していたが、ブランド統一の観点から通常塗装に順次リペイントしており、現在は「JA818A」が残るのみとなっている。

 787ロゴ最終機となったボーイング 787-8型機の「JA818A」は2013年5月に受領後、国内線で運航されてきたが、塗り替え作業を伴う整備のため1月10日にも海外へ回航(フェリーフライト)される予定となっており、8年以上にわたって日本の空を駆け巡った「787」ロゴ機が見納めとなる。

年末年始繁忙期の最終日となる1月5日の夜は、ANA598便として松山空港から羽田空港へ運航し、20時52分に69番スポットに到着。その後、ANA格納庫へ牽引された
787ロゴ塗装のラスト1機となった「JA818A」
機体前方の「787」ロゴ
機体後方から
機体後部の塗装はANA通常塗装
機体前方。ノーズギアのドアに「JA『818』A」のマーキング
奥に駐機しているのはANAの通常塗装が施されたボーイング 787-9型機