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JAL、成田空港で千葉県長生村の「ながいきそば」を年越しそばとして無償提供。「千葉や成田空港にコミットする」と藤田直志副社長

2019年12月31日 実施

成田空港第2ターミナル JALカウンター付近で、千葉県長生村の「ながいきそば」が無償提供された

 JAL(日本航空)は12月31日9時過ぎから、成田国際空港第2ターミナル JALカウンター付近で「年越しそば」の無償提供を行なった。この年越しそばの無料提供は2013年から開始。2019年は成田空港の地元となる千葉県長生村(ちょうせいむら)の「ながいきそば」が振る舞われた。

 JAL 代表取締役副社長 藤田直志氏は、2019年の年越しそばに千葉県長生村の「ながいきそば」を選んだ理由として、「縁起のよい『ながいきそば』という名前があった。年越しそばに『ながいきそば』を食べてもらって元気に過ごしていただきたい」ということが大きなポイントであると語った。その上で、千葉県の復興支援、そしてJALはこれからも成田空港にコミットしていくという思いを込めたと語る。

日本航空株式会社 代表取締役副社長 藤田直志氏
千葉県長生村の「ながいきそば」。さっぱりした味わいと甘めのつゆでとても美味しいそばだった
藤田副社長は、近くのお客さんを呼び込み。外国の方にも英語で話しかけ、年越しそばを勧める
チーバくんも藤田副社長に連れられてお手伝い
子供に人気となっていたチーバくん
お客さんがどんどん増える
お客さんが増えるのでテーブルを追加することに

 2019年の千葉県は台風など大きな災害に見舞われ、成田空港でも被害があった。JALもその被害対応なとのほか、さまざまな支援を実施。それらを踏まえ、2019年は千葉県産のそばにという方針で、千葉県で唯一の村である長生村のそばに決めたとのことだ。

 このながいきそばは、無農薬そばとして栽培され、地元近くの道の駅など以外では一般に広く流通はしていない。ふるさと納税の返礼品として手に入れることはできるようだが、なかなか味わえない貴重なそばが振る舞われていた。