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JAL、成田空港で「年越しそば」を無償提供。2017年大みそかの新得そばは、20%増量で

台風被害を受けた新得町を復興応援

2017年12月31日 実施

成田空港第2ターミナルで行なわれた北海道新得産の「年越しそば」無償提供。台風被害を受けた新得町を復興応援する

 JAL(日本航空)は12月31日9時から、成田国際空港第2ターミナルPカウンター付近で「年越しそば」の無償提供を開始した。この年越しそばの無料提供は毎年行なっているもので、2017年は2016年末に続き、北海道新得産の「新得そば」を提供している。

 新得そばの提供について、JAL 成田空港支店長 石橋正二郎氏は、「復興支援の意味もあり、新得そばを無償提供している」と語り、2017年末も昨年同様200食を用意。JALカウンター付近を通りがかった旅行客に対し、年越しそばを振る舞っていた。

 この時期に無償提供しているのは、「日本を大晦日に離れる日本人に年越しそばを味わってから出国してほしい。また、日本を離れる外国人旅行客には、美味しい日本のそばを食べてから帰国していただきたい」(JAL 成田空港支店長 石橋正二郎氏)という思いが込められているとのこと。

日本航空株式会社 成田空港支店長 石橋正二郎氏

 2017年末の新得そばは、昨年に比べて20%増量されているが、これについては「そばの味を、よりしっかり味わってほしいため」(JAL 成田空港支店 副支店長 末崎裕介氏)という。

 年越しそばの提供開始すぐはそれほど訪れる人がいなかったものの、すぐに人が集まり始め、椅子を増やしたりするなどカウンター付近は盛況に。日本人の旅行客も、外国人旅行客も新得そばの味を楽しんでいたいようだ。

新得そばの配布が始まってしばらくたつと、多くの人が集まることに
外国人旅行客も年越しそばを楽しんでいた