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JAL、元旦の福岡空港で宗像大社沖津宮の御神水を献水。2020年の安全運航を祈る出発式には晴れ着のスタッフも
2020年1月1日 17:02
- 2020年1月1日 実施
JAL(日本航空)は、2020年の元日を迎えて福岡空港からの出発初便を対象とし、安全運航を祈願する出発式を執り行なった。羽田空港へ向かうJL300便に対して、福岡県内で交通安全の神として崇敬されている宗像大社から神職が派遣。この安全運航を祈願する出発式は、宗像市と包括連携協定を結んだ2018年から始まり、今回で3度目となる。
出発式では、九州本土から北に60kmほど離れた沖ノ島に鎮座している宗像大社沖津宮から運ばれた御神水が用意され、機体に献水する。ちなみに御神水は沖津宮近くの湧き水から汲まれている。
福岡空港国内線ターミナルの8番搭乗口前には、出発式のために祭壇が設けられていた。この日のJL300便に乗務するパイロットとCA(客室乗務員)は、全員が福岡出身者。
JAL関係者が参列し、修祓の儀を終えると、駐機場に降りた機長が御神水をノーズギアに献水し、2020年の安全運航を祈願。その後、搭乗が始まる前に搭乗口前の祭壇にて、機長も加わって修祓の儀が執り行なわれた。
6時40分、優先搭乗案内が始まると、晴れ着を着用したJALスカイ九州のグランドスタッフらが搭乗客を見送った。219名(幼児1名)の乗客を乗せたJL300便を見送るため、JAL関係者は再び駐機場に降り、地上から出発を見送った。