ニュース

JR西日本、大阪駅「新改札口整備」「高架下開発」「新駅ビル開発」など発表。旧大阪中央郵便局敷地も再開発

2019年12月11日 発表

JR西日本は、大阪駅の「新改札口整備」「高架下開発」「新駅ビル開発」などの計画概要を発表した

 JR西日本(西日本旅客鉄道)は12月11日、大阪駅の「新改札口整備」「高架下開発」「新駅ビル開発」などの計画概要を発表した。

 また、同日に旧大阪中央郵便局敷地を含む大阪駅西地区の開発計画についても発表している。

大阪駅 新改札口整備

 大阪駅の混雑緩和、新たなバリアフリールート整備、西側地区へのアクセス性向上の観点から、各ホームにアクセス可能な新たな改札口を西側高架下に整備する。

 大阪環状線ホームを西側へ延長するとともに、ホーム上の設備を高架下に移転集約し、利用客のスペースを広げ、ホーム上の混雑緩和・安全性向上を図る。さらに、新たなバリアフリー経路として、新改札口と各ホームとを結ぶエレベーター・エスカレーターも整備する。

1階の平面イメージ
2階(ホーム階)の平面イメージ)

大阪駅 高架下開発

 新改札口付近に延床面積約7000m 2 、店舗面積約3000m 2 の商業ゾーンを開発。同高架下にバスターミナルを新設し、大阪駅の交通結節機能のさらなる強化を図る。

大阪駅 新駅ビル開発

 新改札口に隣接した立地に、地上23階・地下1階建ての新駅ビルを建設する。周辺のオフィスワーカーをはじめとする多様なニーズに対応する商業ゾーンを中層部に展開、低層部には広場空間を設け、うめきた2期地区開発とも連携し、周辺地区における歩行者の回遊性向上を図る。

周辺鳥瞰図
位置図

大阪駅西地区再開発

 旧大阪中央郵便局敷地を含む大阪駅西地区の再開発は、日本郵便、JR西日本、大阪ターミナルビル、JTBが参画。基準階貸室面積が約4000m 2 (約1200坪)の西日本最大級のオフィスや、商業施設、席数約1200席の劇場を設けることで、商業、文化のにぎわいのある街並みを形成。あわせて、客室数約400室・バンケット施設も有するホテル機能を導入し、2025年の大阪・関西万博に向けてさらに高まる需要へ対応していく。

外観イメージ
南東側広場イメージ
アトリウムイメージ
フロア構成イメージ
位置図