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JR西日本、神戸線 芦屋駅をリニューアル。南口増築やホームエスカレータ新設など。2021年度末から順次供用

2020年7月13日 発表

JR西日本は神戸線 芦屋駅をリニューアル。駅舎南口側を増築する

 JR西日本(西日本旅客鉄道)は7月13日、JR神戸線 芦屋駅のリニューアル概要を発表した。

 新たな駅舎は「人と、まちと、美しく調和する。NEW ASHIYA STATION」をコンセプトに、芦屋の歴史、文化との調和を図り、「阪神間モダニズム」に代表される文化的建築物の特徴を継承しつつ、新しい芦屋を印象付ける現代的でまちにひらいた駅舎デザインにするという。また、コンコースは明るく開放的なものとし、クラシカルなデザインを取り入れて快適で品格ある空間を演出する。

 リニューアルでは、現駅舎に加えて、1400m 2 を増築。南口は増築部につながる格好となる。南口のエレベータも増築部に移転し、コンコースも新設/改修。増築駅舎の南口のエレベータ、コンコースの設置に合わせ、現在の南口のエレベータやコンコースは撤去される。

 このほか、北口/南口、ホーム上下にそれぞれ1機ずつ計8基のエスカレータを新設。トイレの拡張や改修、みどりの窓口や改札の移転/改修、新たな店舗スペース設置なども行なう。

 リニューアル工事は2020年8月に着手。2021年度末に南口エスカレータを除く増築部駅舎の暫定使用を開始し、2023年度に全体の完成を予定。現駅舎内の施設は段階的に使用を開始していく。

南口コンコースの完成イメージ
駅レイアウトの計画