ニュース
インドネシア政府、これからオススメの5地域を紹介
2019年12月9日 20:11
- 2019年12月6日 開催
インドネシア共和国観光クリエイティブエコノミー省は12月6日、都内で「INDONESIA TOURISM Business Gathering in Tokyo」と称したネットワーキングパーティを開催し、その中で同国における最新の観光施策を紹介した。
インドネシアでは、10月20日にジョコ・ウィドド大統領の2期目の就任式が行なわれ、新しい閣僚が発表された。その中で観光省の名称が「観光クリエイティブエコノミー省」と改められ、ウィスヌタマ・クスバンディオ氏が大臣が就任した。
今回のイベントでは、同省 国際マーケティング総局 アジア太平洋局長のアルディ・ヘルマワン氏が、同国における最新の観光施策についてプレゼンテーションを行なった。
同氏は「ジョコ・ウィドド大統領が2期目に入り、政策の中で5つの大事な柱を掲げた。1に椰子油、2に観光業、3に水産業、……といった形で政策を掲げたが、椰子油がちょっと落ち、今や第1位が観光ということになっている」と語る。
そのうえで、「直近では、北スマトラにあるトバ湖、中部ジャワのボロブドゥール、マンダリカ、ラブハンバジョー、リクパンという5地域を重点的な観光地として位置づけている」と説明。これら5地域への誘客に力を入れていくという方向性を示した。
また、「インドネシアとしては、高齢者向けの長期滞在のマーケット、教育旅行・修学旅行をターゲットに考えている」と述べ、MICEを含め、日本市場に対して多角的にアプローチしていく姿勢を示した。
今回のイベントには、同省関係者やガルーダ・インドネシア航空、インドネシア共和国大使館からの要人も参加し、それぞれの立場からインドネシア観光の魅力が語られた。