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シチズン、CITIZEN第1号をモチーフにした腕時計を16本限定発売

2019年11月14日 先行予約開始

2020年2月中旬 販売開始

シチズン、CITIZEN第1号をモチーフにした腕時計を16本限定発売

 シチズン時計は、貴金属ジュエリーのギンザタナカとコラボレーションし、プラチナ950をケース素材に採用した機械式腕時計「CITIZEN×GINZA TANAKA プラチナモデル(NA0010-04A)」を2020年2月中旬に数量限定16本で発売する。発売に先駆け、クラウドファンディングサイト「未来ショッピング」で2019年11月14日から先行予約を開始する。価格は360万円(税別)。

「CITIZEN×GINZA TANAKA プラチナモデル」のデザインは、尚工舎時計研究所(現・シチズン時計)が1924年に「CITIZEN」の名で発売した第1号の時計「16型懐中時計」をモチーフにしている。ケース素材はギンザタナカ製で、変色・変質に強く安定した金属であるプラチナ950を採用しており、プラチナ95%に特別に金5%を配合したものを使用し、ステンレス並みの強度を実現している。文字板は金属生地を緩やかな球状に削り出し100年前の風合いを再現しており、インデックスは「16型懐中時計」から手書きでトレースしたものを配置している。バンドはインデックスの色に合わせ艶のあるワニ革を採用している。サイズは直径37mm、厚み11.6mm。

「CITIZEN×GINZA TANAKA プラチナモデル(NA0010-04A)」、価格は360万円(税別)
CITIZEN第1号時計「16型懐中時計」

 ムーブメントはシチズンの自動巻きの機械式を搭載。シースルーバックから覗くローターにはシチズン第1号時計「16型懐中時計」にも刻印されていた、創業時から今もギンザタナカに続く品質保証刻印である「☆S(ホシエス)」マークを施した。裏ぶたにはシリアルナンバーを刻印した数量限定16本のみのモデル。シチズンとギンザタナカの歩みを解説する特製ミニブックレットと専用ボックスが付属する。

「☆S(ホシエス)」マーク

 11月14日からは、シチズン フラッグシップストア 東京(東京都中央区銀座)とギンザタナカ 銀座本店にてデザインサンプルの店頭展示を開始する。

 創業者を同じくするシチズンとギンザタナカは、それぞれの歴史と技術が100年以上の時を超えて、初めてコラボレーションモデルとして結実した。