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「クアラルンプールの5つ星ホテルは世界で一番安い」、マレーシア政府観光局とエアアジアがセミナー開催

エアアジアXは成田~クアラルンプール線を11月20日就航

2019年11月6日 開催

マレーシア政府観光局とエアアジアはマレーシアセミナーを開催した

 マレーシア政府観光局とエアアジアは11月6日、日本の観光業界向けにマレーシアセミナーを都内で開催した。

 マレーシア政府観光局 東京支局 マーケティングマネージャーの佐伯道子氏は、主にクアラルンプールを中心とした観光スポットなどを、エアアジア・ジャパン コマーシャル本部 営業部の執行華織氏はエアアジア・グループの利便性や割安な運賃などの魅力についてプレゼンテーションを行なった。

クアラルンプールの5つ星ホテルは世界で一番安い

マレーシア政府観光局 東京支局 マーケティングマネージャー 佐伯道子氏

 マレーシア政府観光局の佐伯氏は、LCCのエアアジアとのセミナーということもあり、飛行機代を抑えてその予算で旅の質を向上させようと「クアラルンプールで叶えるプチ贅沢な休日」と題してプレゼン。

「クアラルンプールの5つ星ホテルは世界で一番安い」と、バンコク・香港・クアラルンプール・上海、シンガポール、台北・東京の各都市にある「マンダリンオリエンタル」の宿泊料金を比較すると、2人で旅行した場合1人あたり1泊6980円という非常に安価な価格帯であることや、「ザ・リッツカールトン」などそのほかのメジャーなホテルも1人あたり1泊1万円以下で泊まれることをアピールした。

1人あたり1泊1万円以下で泊まれる5つ星ホテルが多い
新規オープンのホテルも続々と登場

 映えるフォトスポットはクアラルンプールにもたくさんあり、「マレーシア版ウユニ塩湖」とも言われる「スカイミラー」や、「ブルーモスク」「ピンクモスク」といったイスラム文化に触れながら映える写真が撮れる施設、地上300mの高さに突き出たスカイデッキが人気の「KLタワー」などを紹介した。

 グルメでは「アジアの最も美味しいレストラン50」で46位にランクインした「DEWAKAN」が注目。そのほかに絶景バーでは「Vertigo」、隠れ家バーでは「PS150」、テーマレストランでは「Plane in the City」などがオススメだという。

「マレーシア版ウユニ塩湖」とも言われる「スカイミラー」や、「ブルーモスク」「ピンクモスク」といったイスラム文化に触れながら映える写真が撮れる施設、地上300mの高さに突き出たスカイデッキが人気の「KLタワー」など、インスタ映えするスポットはたくさん
米国のドラマ/映画の「クレイジー・リッチ!(Crazy Rich Asians)」は舞台がシンガポールやニューヨークなどを中心にしているが、実はマレーシアにもロケ地が多いそう
グルメでは「アジアの最も美味しいレストラン50」で46位にランクインした「DEWAKAN」が注目
「女子旅」「グルメ旅」「ファミリー旅行」の3パターンで、オススメ滞在プランを紹介
再開発が進む東側の「デサールコースト」も新しいオススメエリア
旅行者への注意事項としては、飲酒できるのは21歳以上であること、あらゆる飲食店で電子も含めたあらゆるタバコが禁止であることなどが挙げられる

11月20日から成田~クアラルンプール線を就航するエアアジア

エアアジア・ジャパン コマーシャル本部 営業部 執行華織氏

 エアアジア・ジャパンの執行氏は、エアアジアグループのネットワークや使用機材について説明した。エアアジアグループではエアバス A320型機を213機、A330型機を31機(4月現在)保有し、23のハブ空港に就航、150以上の都市へ路線を展開。航空産業の格付け会社である英国SKYTRAX(スカイトラックス)のワールド・エアライン・アワードにおいて、2019年まで11年連続「World's Best Low-Cost Airlines」を受賞している。

 エアアジアグループでは、短・中距離(4時間未満)を「エアアジア」ブランド、長距離(4時間以上)を「エアアジアX」ブランドとして展開。長距離路線に使用している同社のエアバス A330型機には、シートピッチが約150cm、幅が約48cmの「プレミアムフラットベッド」を12席用意している。

 そしてエアアジアXでは11月20日から成田国際空港~マレーシア・クアラルンプール国際空港線を就航。エアバス A330型機で、週4往復8便のペースで運航する予定だ。

エアアジアXの成田国際空港~マレーシア・クアラルンプール国際空港線(2019年11月20日~)

D7 553便: 成田(09時30分)発~クアラルンプール(15時45分)着、月・水・金・土曜運航
D7 552便: クアラルンプール(00時15分)発~成田(08時15分)着、月、水・金・土曜運航

2001年に2人で1リンギットから始めたエアアジアグループは、総搭乗客数でアジア4位にまで成長した
エアアジアグループでは、短・中距離(4時間未満)を「エアアジア」ブランド、長距離(4時間以上)を「エアアジアX」ブランドとして展開
エアアジアXの成田国際空港~マレーシア・クアラルンプール国際空港線は、羽田発着路線の利用増大、日本の商圏の拡大、クアラルンプールからの乗り継ぎの利便性などを考慮しているという
長距離路線に使用しているエアバス A330型機には、シートピッチが約150cm、幅が約48cmの「プレミアムフラットベッド」を12席用意している