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バニラエア、成田着ラストフライトのJW106便で盛大な出迎え。カウンターからはバニラの看板が消える
2019年10月28日 00:42
- 2019年10月26日 最終運航
バニラエアは10月26日、台北からの成田着と福岡着でラストフライトを迎えた。
成田空港では18時19分に到着したJW106便の前に、代表取締役社長の井上慎一氏と取締役副社長の森健明氏、バニラエアのスタッフが駆け付けて、成田行きの最終便を利用した乗客を出迎えた。なお、同社のラストは台北から福岡に向かったJW158便で、20時14分に到着した。
就航から約5年10か月をもってラストフライトを迎えたバニラエアは、約5年10か月の間に約7万5000便を運航し、約1130万人を運んだ。
国内線は8都市、9路線を展開し、国際線は6都市、10路線を運航してきた。これらの路線は一部を除き、ピーチ(Peach Aviation)に移管する。また、保有している15機のエアバス A320型機のうち12機は塗装を変更し、順次ピーチの路線に投入していく予定だ。
10月27日には、成田空港 第3ターミナルのバニラエアのチェックインカウンターはピーチに変更され、第1ターミナルから移転している。これにより、多くの利用客の翼となってきたバニラエアは、今後はピーチとして営業していく。