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京成電鉄、新CMにSexy Zone 中島健人。ダイヤ改正で1.4倍に増えるスカイライナーにセクシーサンキュー

2019年10月26日~ オンエア

スカイライナーの新CMにSexy Zoneの中島健人さんを起用

 京成電鉄は10月23日、京成スカイライナーの新テレビCM発表会を開催した。10月26日に行なうダイヤ改正ではスカイライナーを1.4倍に大幅増便するなど、都心から成田空港へのアクセスをさらに強化する。このダイヤ改正にあたり、新CMキャラクターにSexy Zoneの中島健人さんを起用し、テレビCMを10月26日からオンエアする。

 発表会では主催者代表として、京成電鉄 代表取締役社長の小林敏也氏が京成スカイライナーのダイヤ改正や新CMについて説明した。

 京成スカイライナーは、2010年7月の成田スカイアクセス開業とともに運行を開始し、3代目「京成スカイライナー」の利用者が10月1日には3500万人を達成。また、新幹線に次いで日本で2番目に速い電車(160km/h)であり、スピードを活かして都心と成田空港を結ぶ重要な路線となっているという。

 今回のダイヤ改正では、従来59本だった運行本数を1.4倍の82本に増強し、ほぼ20分間隔で運行する。また、下り線(成田空港行き)は始発を5時40分発に、上り線は(成田空港発)は終電に23時20分発を加え、より利便性が高まっていることをアピールした。小林氏は「飛行機に乗るまでの時間がないときや、飛行機の到着遅れに遭遇した場合など、20分ごとの運行で待たずに済むので、利便性を感じてもらえる」と話した。

 今回のCMのキーワードはダイヤ改正に表われている“便利な対応”とのことで、「細やかな気づかいでファンや関係者から“神対応”と称される中島さんの姿勢こそが、私たちのサービスにも通ずる本質であると考え、出演をお願いした次第」と、中島健人さん起用の理由を説明した。

京成電鉄株式会社 代表取締役社長 小林敏也氏
ダイヤ改正後のスカイライナー時刻表(平日)。オレンジ色が増発分

 新しいテレビCMは「お客様は、お姫様。20分おきにsexy」編と、「お客様は、お姫様。深夜までsexy」編(各15秒)の2本だ。

 20分おきにsexy編は、スカイライナーに乗りそびれた女性客に中島さんが「大丈夫だぜ。20分おきにほら、sexy(セクシー)」と安心させるもので、ラストは老若男女問わない姿勢にクスッと笑いがこぼれてしまう構成になっている。

 深夜までsexy編は、パンプスが脱げて予定していた列車に乗り遅れた女性客を“京成王子”こと中島さんがお姫様抱っこで「シンデレラ、かぼちゃの馬車はまだまだ。sexy(セクシー)」と夜遅くまで動いていることをPRするもの。こちらもラストは同様のオチが待っているのでぜひとも見ていただきたい。

 トークタイムになると、京成王子の衣装を身にまとった中島さんが颯爽と登場。用意された衣装は京成電鉄で使用されている本物の制服をカスタマイズしたもので、モールなどの装飾を施すことでゴージャス感を演出。制帽は王冠のデザインにすることで、王子様感を打ち出している。

Sexy Zoneの中島健人さんが演じる“京成王子”の衣装は、本物の制服をカスタマイズした世界に1着しかないもの

 司会進行役の言葉にハキハキと答える中島さんだが、CMでは若い女性にも年配の男性にも同じような対応をした点を聞かれると「これからのアイドルはおじさんもお姫様抱っこできるようじゃないとダメですね」と答えて会場は爆笑に包まれるなど、ユーモアあふれる受け答えで和やかにトークタイムは進行していった。

 スカイライナーは今回のダイヤ改正が注目されているが、トークタイムではそれ以外の注目すべき3つのポイントを「セクシーポイント」として中島さんが紹介するシーンもあった。1つ目は「セクシースピード」で、新幹線に次いで日本で2番目に速く、しかも揺れが少ないことを絶賛。2つ目は「セクシーデザイン」で、世界的なファッションデザイナーである山本寛斎氏によって風をイメージした流線形が美しいとのこと。3つ目は「セクシーポイント」で、ID決済サービスを利用することができ、ポイントを貯められるのが便利であるとのことだ。

 後半ではsexyアレンジした成田空港到着前の車内アナウンスも披露。もちろん最後は「本日も京成スカイライナーをご利用くださいまして、セクシーサンキュー」で締めた。

先日、車両を撮るためのベストスポットを駅員さんに尋ねたら同じ中島姓だったことが判明。自身初めてのCM発表会の本日はジャニー 喜多川さん(故人)の誕生日であったりと、なにかと京成電鉄と縁があるエピソードも披露した