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キャセイパシフィック航空、日本就航60周年記念セレモニーを羽田で開催。歴代CA制服のファッションショーも
2019年7月8日 18:32
- 2019年7月4日 開催
キャセイパシフィック航空は7月4日、日本就航60周年を記念したセレモニーを羽田空港で開催した。
国際線ターミナル141番ゲートで、香港国際空港行きCX549便の出発前に行なわれたセレモニーでは、キャセイパシフィック航空や来賓のあいさつのほか、CA(客室乗務員)の歴代制服を着用した現役CAによるファッションショーなども実施された。
60年間という継続は「私たちがいかに日本市場を重視してきたかの表われ」
セレモニーで登壇したキャセイパシフィック航空 北東アジア地区 総支配人のチャーリー・スチュワートコックス氏は、60周年の感謝とともに、60年間という継続は「私たちがいかに日本市場を重視してきたかの表われ」と述べた。
1959年7月4日に就航した当時は、ダグラス DC-6B型機を使い台湾を経由して香港と日本を約8時間で結んだことを振り返りつつ、現在は「東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、沖縄、季節運航の小松と、日本7都市8空港と香港を、ルート最多の便数と供給座席数で結んでいます」と紹介(東京エリアは通常1日9便、2019年7月4日~10月24日は木曜運航の成田発便が1便増便で1日10便)。
5月20日からは新しいブランドキャンペーン「Move Beyond」を始動していることに触れ(関連記事「キャセイパシフィック航空、新ブランドキャンペーン『Move Beyond』。ビジネスクラスでの新サービス提供など予告」)、「キャセイパシフィック航空は、世界屈指のサービスブランドとしての地位を確立するという次の目標を掲げ、今後もさらに成長してまいります」と語った。
キャセイパシフィック航空が香港と羽田、そして日本の架け橋に
来賓の国土交通省 東京航空局 東京空港事務所 東京国際空港長の森本園子氏は60周年への祝意を表わしつつ、キャセイパシフィック航空の1959年の就航、2010年の羽田空港再国際空港化での再就航、2014年に海外航空会社として初めて自社ラウンジ「キャセイパシフィックラウンジ」を開設したことなどを紹介し、羽田空港の快適性や利便性を世界にアピールしてくれていると感謝を述べた。
成田空港とともにアジアのハブ空港の一つとしてさらに発展を重ねていくことが期待されている羽田空港にとって、「香港線は欠かせない路線」であり、「これからもキャセイパシフィック航空が香港と羽田、そして日本の架け橋となり、さらに多くのお客さまの往来を担っていただくことに期待しています」とあいさつした。
香港は羽田空港にとって大切なデスティネーション
キャセイパシフィックラウンジに移動して開かれたレセプションパーティでは、国際線ターミナルを運営する東京国際空港ターミナル 代表取締役社長の土井勝二氏が「香港は羽田空港にとって大切なデスティネーション」と述べて乾杯の発声。
続いてキャセイパシフィック航空 北東アジア地区 営業本部 本部長のトニー・シャム氏が、日本就航60周年を記念したセール運賃キャンペーンを紹介した。
7月10日まで実施しているこのキャンペーンでは、香港行きのエコノミークラスが往復3名で6万円、ヨーロッパ行きビジネスクラスが往復2名で60万円など「60」に関連した料金の特別運賃を設定。
また、8月31日まで、ビジネスクラス利用の香港行きダイナミックパッケージ(航空券と宿泊のセット)の「セレブな香港」が、先着60組限定で6万円引きになる特別プロモーションも実施している。
「日本就航60周年記念スペシャル」キャンペーン
販売期間: 2019年7月4日~10日
対象搭乗期間: 2019年9月1日~12月20日 ※適用除外日あり
対象路線: 羽田/成田/関空/セントレア(中部)/福岡/新千歳(札幌)/那覇(沖縄)/小松~香港・東南アジア17都市/ヨーロッパ12都市/オセアニア8都市 ※香港行きビジネスクラス、東南アジア行きは設定なし
料金例:
[香港行きエコノミークラス往復]3名6万円(羽田空港発便の場合2名で6万円)
[香港行きビジネスクラス往復]1名6万円(2名以上の利用)
[東南アジア行きエコノミークラス往復]2名6万円
[ヨーロッパ行きビジネスクラス往復]2名60万円
[オセアニア行きビジネスクラス往復]3名60万円
※諸費用、サーチャージ別途
Webサイト: 「日本就航60周年記念スペシャル」キャンペーン