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エアアジア、エアバス「A320neo」253機分のオーダーを「A321neo」に変更

2019年6月18日(現地時間)実施

 エアアジアは6月18日(現地時間)、エアバスに発注している「A320neo」253機分のオーダーを、より大きな機体の「A321neo」に変更すると発表した。

 これまでに、エアアジアは合計592機のA320ファミリーを注文しているが、今回の変更による353機の発注によりA321neoの世界最大の顧客となるとしている。

 エアアジアでは、これまでに引き渡しを受けたA320ファミリーをマレーシア、インド、インドネシア、日本、フィリピン、タイで運航中。今回の決定により、エアアジアは、現在運航中の路線でより多くの乗客を運ぶことができ、拡大する航空需要に対応していく考え。

 A321neoは、新世代エンジンや「Sharklets」など、最新のテクノロジーを組み込み、納品時には少なくとも15%の燃料節約、2020年までに20%の燃料節約を実現するという。

 エアアジア グループ(Berhad)会長 Datuk Kamarudin Meranun氏は「私たちは今後何年にもわたる事業の将来像を検討してきました。A321neoは、効率性の面での利点、この航空機の持つ運用上の柔軟性など、増大するアジア各地の航空需要に対応するため、当社の事業の新たな基幹として拡張を続けるでしょう」とコメントしている。