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茨城県取手市、約30年ぶり新船導入の「小堀の渡し」を2月22日から無料運航。新船は3月1日就航

3月8日まで

約30年ぶりに新船を導入する茨城県取手市の「小堀の渡し」が2月22日~3月8日に無料運航

 茨城県取手市は、利根川下流域で100年以上にわたって運航されている「小堀の渡し(おおほりのわたし)」で、約30年ぶりに新船を導入するのにあたり、新旧船の無料運航を行なう。

 現在の船(旧船)は2月22日~3月8日に無料運航する。新船は3月1日に就航後、3月2日~8日に無料運航する(いずれも運航時刻は通常どおり)。

 なお、新船が就航する3月1日は午前中に就航式典が行なわれ、午後から一般客も乗船可能な新旧船同時運航を行なう。この日は運航時刻、運航経路とも特別運航となり、取手ふれあい桟橋を発着地とし、13時~16時30分の間に30分間隔で運航するものとなる。

 1914年(大正3年)が始まりとされる小堀の渡しは、現在は観光船として運航を続けている。現在の船は1989年に就航した鉄船「とりで(二代目)」。3月1日に就航する新船はその名前を受け継いだ「とりで(三代目)」となり、主な素材をアルミ化し、屋外で風情を楽しめるフライングデッキを設ける。乗客人数は12名で同じだが、自転車積載台数を8台から12台へ拡充している。

新船「とりで(三代目)」のデザイン
「小堀の渡し」のロゴマーク
平山造船所で建造が進められる新船「とりで(三代目)」
小堀の渡し