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圏央道 神崎IC近くの「神崎PA」の準備工事に着手。「山武PA」は事業化手続きへ

2020年6月18日 発表

圏央道 千葉県区間に計画されている神崎PAの準備工事に着手。山武PAも事業化に向けた手続きに着手する

 国土交通省 関東地方整備局、千葉県、NEXCO東日本(東日本高速道路)関東支社は6月18日、「第2回 圏央道(千葉県区間)休憩施設調整会議」を開催し、「神崎PA(パーキングエリア、仮称)」の工事に着手したこと、「山武PA(仮称)」の事業化に向けた手続きに着手することを確認した。

 圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の千葉県区間は、高滝湖PAのみが供用されており、建設が進められる大栄JCT(ジャンクション)から松尾横芝IC(インターチェンジ)間が開通すると、江戸崎PA~高滝湖PA間で休憩施設がない状態となるため、千葉県内に2か所の休憩施設を整備する計画が進められている。

 神崎IC付近で計画されている「道の駅発酵の里こうざき」と連携した「神崎PA」については、圏央道の4車線化整備に併せた早期供用を目指しており、6月2日に準備工事に着手した。

 また、大栄JCT~松尾横芝ICが開通した場合、建設を予定している神崎PAと高滝湖PAの間も約75kmにわたって休憩施設が整備されていない状態となる。そのため、松尾横芝IC~山武成東IC間の「山武PA」を検討されており、早期事業化を目指して必要な手続きに着手することを確認。大栄JCT~松尾横芝IC開通を踏まえた早期供用を目指すとしている。

神崎PA(仮称)の整備方針
山武PA(仮称)の整備方針
圏央道 千葉県区間と休憩施設の計画位置図