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ANA、「Tastes of JAPAN by ANA」で東海・北信越9県の広域観光をPR。「まだ知らない魅力」を国内外へ発信
2019年5月15日 18:37
- 2019年5月14日 実施
ANA(全日本空輸)は、地域活性化プロジェクト「Tastes of Japan by ANA -Explore the regions-」において、6月から半年間にわたり東海・北信越地方の9県を特集する。5月14日に、各県の代表も集って本取り組みに関する記者発表会を行なった。
2017年12月から広域的に地域のプロモーションを行なっていくTastes of Japan第2シリーズとしては、北海道、九州、中国・四国に続く4地域目となる。東海・北陸・信越地域というと周遊観光のモデルルートなどを紹介する「昇龍道プロジェクト」が知られるが、昇龍道が富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、滋賀県、静岡県、愛知県、三重県の9県で連携した取り組みであるのに対し、今回のTastes of Japanでは、国土交通省の北陸信越運輸局が管轄する新潟県、富山県、石川県、長野県。そして中部運輸局が管轄する福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県の計9県が対象となっている。
発表会であいさつしたANA 代表取締役 副社長執行役員の志岐隆史氏は、今回の9県を取り上げることについて、「新潟と滋賀が入れ替わると昇龍道の地域になる。お客さまの歩き方からすると芯を食っているのではないか」と観光客に合ったものと紹介。
温泉ガストロノミーツーリズムや「ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会」などの取り組みにも触れ、「2017年10月から観光アクション部を作って取り組みを開始している。(Tastes of Japanの第1シリーズでは)県境などはもらしてしまったが、観光アクション部はすべてカバーし、一切の取りこぼしのないような形での組織として立ち上げている。地域が元気になる取り組みを立体的に続けていきたい」と意欲を示した。
なお、発表会後に今回取り上げる地域の印象を尋ねると、昇龍道プロジェクトがすでに8年間にわたるプロジェクトであることに対して、「お客さまの動きが昇龍道の流れに沿って動いている。自治体連携の目線が鋭かったのだろう。(各自治体同士が)強力な仲間になっているのでは」と高く評価。
一方、東海地方へはANA便だけでの訪日外国人送客が難しいことについて、「第1弾もANA便がないところや、空港のない県を取り上げた。(新幹線やバス、船など)ほかの交通機関と協力しないと全国津々浦々にはならないので、一緒に取り組んでいければ」と語った。
また、発表会の閉幕のあいさつを行なったANA 上席執行役員 営業センター副センター長 兼 東京本店長 東地区担当の菅谷とも子氏も昇龍道プロジェクトについて触れ、「昇龍道と連携した観光の紹介など、この発表会に参加して私自身も発見することがあった。地域が横に連携して点から線、面で結んで、いろいろなところからいろいろなものを発見できる」と各県の発表内容の印象を語り、地域連携の強みを語った。
Tastes of Japan by ANA -Explore the regions- 東海・北信越の取り組みついては、ANA 執行役員 中部支社長の矢澤潤子氏が紹介。「ポイントは『まだ知らない東海・北信越の魅力』を発信すること」と、ANAが持つさまざまな媒体を通じて地域の情報を発信。各県を満喫できるオリジナルプランを組み込んだWeb限定ツアーや、ECサイト「ANAショッピング A-Style」での特集も行なう。
機内食では、国内線プレミアムクラスで、ミシュランガイドで三つ星を獲得した富山県の「日本料理山崎」(2019年6月~8月提供)や、岐阜県の名店「たか田八祥」(2019年9月~11月)が監修したメニューを提供。羽田発17時以降の便で提供する。なお、いわゆる幹線となる伊丹、新千歳(札幌)、福岡、那覇(沖縄)線では2017年秋から器にもこだわった機内食提供を開始しており、他路線とは異なるスタイルで提供する。
国際線では機内、ラウンジで各県産の食材を使った料理やスイーツ、日本酒「國酒」を提供。國酒の一部は羽田空港の国内線ラウンジでの提供となる。提供する機内食については後述する。
羽田空港 国内線 ANAラウンジで提供する國酒
6月1日~30日
愛知県:勲碧純米吟釀 桜酵母五条川楼(勲碧酒造)
愛知県:純米吟醸原酒 尊皇(山﨑)
石川県:五凛 純米大吟釀(車多酒造)
福井県:北の庄 純米吟醸(舟木酒造)
7月1日~31日
長野県:松尾 MADARAO(高橋助作酒造店)
長野県:契約農家産 美山錦 中乗さん辛口純米生一本(中善酒造店)
石川県:宗玄 純米 石川門(宗玄酒造)
福井県:福千歳 大吟醸さくら(田嶋酒造)
8月1日~31日
三重県:超辛口 特別純米酒 松阪牛(中山酒造)
三重県:三重錦 純米吟醸 中取り 火入れ(中井仁平酒造場)
富山県:五臓六腑に染み渡る 純米酒(玉旭酒造)
福井県:越前岬 特別純米酒 五百万石(田辺酒造)
9月1日~30日
静岡県:君杯 誉富士 特別純米酒(君杯酒造)
静岡県:志太泉 純米酒(志太泉酒造)
富山県:純米酒 越中懐古(本江酒造)
新潟県:越乃景虎 超辛口本釀造(諸橋酒造)
10月1日~31日
岐阜県:特別本醸造 上撰 織田信長(日本泉酒造)
岐阜県:母情 辛口上選(平野醸造)
富山県:有磯 曙 純米酒(高澤酒造場)
石川県:加賀鶴 辛口なのに旨い酒(やちや酒造)
11月1日~30日
愛知県:四海王 夢吟香60%(福井酒造)
長野県:小諸 立科 特別純米(戸塚酒造)
富山県:純米酒 成政淡青(成政酒造)
石川県:手取川 山廃仕込純米酒(吉田酒造店)
羽田空港 国際線 ANAラウンジで提供する國酒
6月1日~30日
長野県:金宝芙蓉 純米吟釀 Tsukuyomi(芙蓉酒造協同組合)
長野県:北安大國 純米酒 もち米仕込(北安醸)
富山県:満寿泉 純米(桝田酒造店)
新潟県:特別純米 大洋盛(大洋酒造)
7月1日~31日
静岡県:正雪 辛口純米 誉富士(神沢川酒造場)
静岡県:富士錦 純米酒(富士錦酒造)
富山県:羽根屋 純米吟醸 煌火(富美菊酒造)
新潟県:越後杜氏 淡麗純米酒(金鵄盃酒造)
8月1日~31日
愛知県:東龍 龍田屋(東春酒造)
愛知県:盛田純米吟釀無濾過(盛田)
富山県:幻の瀧 純米吟醸(皇国晴酒造)
福井県:白龍 芳醇超辛口純米吟醸 游(吉田酒造)
9月1日~30日
岐阜県:小左衛門 大吟釀 火入れ(中島醸造)
岐阜県:恵那山 純米吟醸 山田錦(はざま酒造)
富山県:銀盤 剱岳 特別純米(銀盤酒造)
福井県:伝心 雪(一本義久保本店)
10月1日~31日
静岡県:臥龍梅 純米吟醸 浮世絵柄(三和酒造)
静岡県:純米酒 富士山アート(牧野酒造)
富山県:純米吟醸 苗加屋 玲碧(若鶴酒造)
石川県:竹葉 能登純米(数馬酒造)
11月1日~30日
三重県:噴井 純米酒(石川酒造)
三重県:宮の雪 山廃仕込 特別純米酒(宮﨑本店)
富山県:三笑楽 山廃純米(三笑楽酒造)
石川県:加賀雪梅(中村酒造)
成田空港 国際線 ANAラウンジで提供する國酒
6月1日~30日
静岡県:小夜衣 純米吟醸 誉富士(森本酒造)
静岡県:白隠正宗 誉富士特別純米酒(高嶋酒造)
新潟県:ふじの井 吟醸(ふじの井酒造)
石川県:遊穂 純米吟醸(御祖酒造)
7月1日~31日
三重県:半蔵 特別純米酒 神の穂(大田酒造)
三重県:純米吟醸酒 義左衛門(若戎酒造)
新潟県:願人 山廃純米酒(塩川酒造)
福井県:華燭 澄み透る吟醸酒 無吟香(豊酒造)
8月1日~31日
岐阜県:三千櫻 きたしずく45 夏吟(三千櫻酒造)
岐阜県:竹雀 純米超辛口(大塚酒造)
新潟県:純米酒 至(逸見酒造)
石川県:加賀鳶 極寒純米辛口(福光屋)
9月1日~30日
長野県:福無量 大吟醸(沓掛酒造)
長野県:黒松仙釀 純米無濾過原酒(仙醸)
新潟県:笹印純米無濾過酒(笹祝酒造)
石川県:加賀ノ月 半月(加越)
10月1日~31日
愛知県:神の井 大高(神の井酒造)
愛知県:國盛半田郷酵母1801(中埜酒造)
新潟県:純米鲇正宗(鮎正宗酒造)
福井県:花垣 純米大吟醸(南部酒造場)
11月1日~30日
静岡県:花の舞 誉富士 純米吟醸(花の舞酒造)
静岡県:開運 純米 誉富士(土井酒造場)
新潟県:雪鶴 ブラック大辛口(田原酒造)
福井県:梵・ゴールド(加藤吉平商店)
関西国際空港 国際線 ANAラウンジで提供する國酒
6月1日~8月31日
岐阜県:吟醸 上撰 玉ノ井(二木酒造)
福井県:純米大吟醸 奏雨-sow-(真名鶴酒造)
9月1日~11月30日
三重県:久波奈 特別純米酒(後藤酒造場)
新潟県:米百俵 本醸造(栃倉酒造)
各県代表者が期待のコメント
発表会では、国土交通省の北陸信越運輸局、同中部運輸局、各県から代表者が参加し、それぞれに期待の言葉を述べた。
国土交通省 北陸信越運輸局 局長の板崎龍介氏は、「北陸信越地方を含めて地方は人口減少が大きな問題だが、解決のために観光などで交流人口をいかに増やすかが課題。我が国では官民一体となって、いわゆるインバウンドの増加について取り組んでいるところ。2018年は3119万人と初めて3000万人の大台を突破したが、2020年の4000万人、消費額8兆円という大きな目標があるので、一層、一生懸命取り組んでいかなければならない」と課題を示したうえで、「そのためには地方への誘客と長期滞在が必要。そのためには広域で連携して長く地域にいていただくのが大事だと思っている」と指摘し、北陸新幹線と東海道新幹線を組み合わせた「グランドサークルプロジェクト」などの取り組みを紹介。「ANAのプロモーションで(地域の魅力を)多くの人に知っていただけるとうれしい」と話した。
国土交通省 中部運輸局 局次長の西本俊幸氏は、「この地域は、数多くの魅力にあふれた観光地があるが、まだまだ十分に知られていないと感じている。地域のポテンシャルを考えると、Tastes of Japan by ANAで多くの観光客を呼び込めるのでは」と期待。2017年の外国人のべ宿泊者数が前年同期比16.6%増の943万人泊となり、全国の伸び率(10.7%)をうわまわったことについても「この地域の潜在的なポテンシャルの大きさを表わしているのではないか」とした。
また、昇龍道についても触れ、「昇龍道プロジェクトは展開して8年間になる。さらに多くの外国人に来ていただきたいと、これまでの東アジアや東南アジアに加えて、欧米豪、いわゆるロングホール市場の開拓に力を入れているところで、Tastes of Japanとの相乗効果が期待される」と期待を寄せた。
広域連携DMOである中央日本総合観光機構 常務理事の髙山廣基氏は、「インバウンド誘致については、アジアを中心として昇龍道プロジェクトを中心に推進してきたが、多くの来日が見込まれる欧米豪市場にも2017年から取り組みを強化している。具体的には、『Go! Central Japan 日本の真ん中にでかけよう』とのキャッチフレーズで、地域への誘客を図っている」と紹介。
その欧米号史上については、「テーマやストーリーを重視している。エリア内の歴史、文化、自然体験、食文化など、テーマに沿ってプロモーションしている。日本の真ん中に位置するエリアで、日本海や太平洋をはじめとする海岸、富士山、アルプスの山、豊富な山の幸、海の幸、心を癒やす温泉、戦国武将の歴史文化遺産やモノ作り文化も多い、観光資源の宝庫のエリアだと考えている」と地域の魅力をアピール。「ANAが国内外とエリアをつなぐキャンペーンを展開し、エリアの魅力を世界、日本中に情報発信していただけることは地域活性化に弾みがつく」と期待した。
新潟県
新潟県 観光局 局長の佐野哲郎氏は、「インバウンドには遅れをとっていたが、私どもも昇龍道の一角に加えていただけるとありがたい。新潟県は10月から山形県の庄内地方と一緒にJRのデスティネーションキャンペーンが行なわれる。コンセプトは『日本海美食旅』。Tastes of Japanとも一部時期が重なっており、デスティネーションキャンペーンに先立つ貴重な機会。活かしたい」とコメント。
その美食の魅力については、「お米、お酒以外にも美味しい物がある。美味しい食べ物は新潟県の雪国を中心とした暮らし、歴史文化、自然といったところに根ざしたものと深い関係がある非常に意味のあるもの。それも含めて一つの物語として、来ていただいた方に美味しくいただいていただくとともにお届けできれば」と話した。
新潟県の食材を使った機内/ラウンジでの提供メニュー
・新潟県産越の鶏 変わり揚げ
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・新潟枝豆ドレッシング
提供場所: 欧米路線(海外発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・お米とパッションのパルフェ
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・新潟県産妻有ポークソーセージとフリッタータ
提供場所: 欧米/東アジア路線(日本発)ビジネスクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・越後の郷より チーズまんじゅう
提供場所: 羽田/成田・国際線 ANA SUITE LOUNGE
提供期間: 6月1日~8月31日
・新潟県産モッツアレラチーズをのせたトマトハンバーグステーキ
提供場所: 羽田・国際線 ANA SUITE LOUNGE Dining h
・新潟県産かんずりアイスのパフェ
提供場所: 羽田・国際線 ANA SUITE LOUNGE Dining h
富山県
富山県 観光・交通振興局 次長の砂原賢司氏は、「きときと空港から富山市内まではバスで約25分、クルマで20分と非常にアクセスが良好。そして、ANAクラウンプラザホテルに荷物を置けば、立山黒部アルペンルートはもとより、金沢や、世界遺産の白川郷にも日帰りで楽しめる」と空港と市街地、観光地との結ぶアクセスの利便性を紹介。
さらに食やお酒の魅力について、「日本海には800種類の魚介類がいると言われているが、このうちの500種類が富山湾に生息しており四季折々の魚介類を楽しめる。富山のお酒は県内消費率で全国トップクラス。地元で消費しているので県外に出て行かないが、山田錦、五百万石など酒に適したお米の生産割合もトップクラス」と紹介。「Tastes of 富山、富山湾を楽しんでいただければ」とアピールした。
富山県の食材を使った機内/ラウンジでの提供メニュー
・揚げ鱧にゅうめん
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 8月1日~8月31日
・えごま油のフォカッチャ
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス、欧米/東南アジア/南アジア路線(日本発)ビジネスクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・富山県産悠牧豚のバジル味噌焼き
提供場所: 東アジア路線(日本/海外発)ビジネスクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~6月30日
・富山県産 白海老出汁カレー
提供場所: 東南アジア/東アジア路線(日本発)エコノミークラス(※一部路線を除く)
提供期間: 7月1日~7月31日
・富山県産いみずサクラマスと仔牛ムースのパネアングレーズ 明日葉香るバターソース
提供場所: 羽田・国際線 ANA SUITE LOUNGE Dining h
提供期間: 8月1日~8月31日
石川県
石川県 観光戦略推進部 次長の上出孝之氏は、「昨今の観光客は物見遊山よりも癒やしや体験など本物を求める嗜好となっている。石川県では、日本三名園の兼六園など加賀百万石の歴史や文化、全国有数の温泉地、能登の里山や里海をはじめとする豊かな自然、新鮮な海の幸、山の幸や日本酒など、今日の観光客が求めているものがある」と魅力をアピール。
「キャンペーンが空港の利用促進につながることはもとより、多くの皆さまが東海北信越に訪れていただいてエリアが元気になれば」と期待を寄せた。
石川県の食材を使った機内/ラウンジでの提供メニュー
・ニギスつみれと加賀太きゅうり
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~6月30日
・合鴨治部煮とすだれ麩
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 7月1日~8月31日
・源助大根千本漬
提供場所: 欧米路線(海外発)ファーストクラス、欧米/東南アジア路線(日本発)ビジネスクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・加賀の殿様
提供場所: 東アジア路線(海外発)ビジネスクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・notonoブルーベリージャム
提供場所: 欧米/東アジア路線(日本発)ビジネスクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
福井県
福井県 観光営業部 企画幹の奥村大祐氏は、「福井は今回の自治体のなかで一番西側、東京から一番遠い。関西で『関西の奥座敷』『観光リゾート』として評価されているが、首都圏から見るとどうやって行ったらよいのか、という位置付け。まず皆さまにアピールしなければと問題意識を持っている」と同県の課題を提示。「ANAの小松空港行きの便に乗って、直通バスで2時間ぐらいで着く。このあたりを国内外にアピールしていきたい」と話した。
また、地域の魅力として、発表会に参加した朝倉ゆめまるに言及。「戦国時代の後半に朝倉義景が織田信長に滅ぼされるが、その遺構がこの数年掛けて発掘されている。言い方に気をつけなければいけないが『日本のボンペイ』を目指そうと思っている」と笑いを誘った。
福井県の食材を使った機内/ラウンジでの提供メニュー
・米粉ブレッド
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス、欧米/シドニー/東南アジア/東アジア路線(日本発/海外発)ビジネスクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・セモリナトマト
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス、欧米/南アジア路線(日本発)ビジネスクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・常太郎
提供場所: 東アジア/東南アジア路線(日本発)ビジネスクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・福井県産ソースカツカレー
提供場所: 欧米路線(日本発)エコノミークラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~6月30日
・福井県産黒龍吟醸豚2種の調理法で オリーブのコンディメンツと共に
提供場所: 羽田・国際線 ANA SUITE LOUNGE Dining h
提供期間: 6月1日~6月30日
長野県
長野県 産業労働部 営業局 次長の斎藤政一朗氏は、「これからグリーンシーズンに入り、6月から9月、11月の秋の紅葉まで、長野県の大自然と山岳の魅力にあふれている。そういった魅力をしっかり提供していきたいと考えている。その意味で、ゴールデンシーズンに設定していただけて感謝」と本取り組みが行なわれる期間が同県の旬であることを紹介。
そうした自然を楽しめるスポットとして、白馬岩岳の「白馬マウンテンハーバー」や、志賀高原の「SORA terrace(ソラテラス) 」、阿智村の「日本一の星空」などの眺望の魅力や、日本アルプスを活用したサイクルツーリズムへの取り組みを紹介した。
長野県の食材を使った機内/ラウンジでの提供メニュー
・霜月野沢菜
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・ヨーロピアンオマールブルーのロースト 長野県産塩尻メルローワインソース
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・長野県産鶏卵を使用した彩り野菜とカッテージチーズのフリッタータドライトマトソース
提供場所: 欧州路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・和カステラ
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・長野県産リンゴ風味 スパイシーチキンカレー
提供場所: 東南アジア/南アジア路線(日本発)エコノミークラス(※一部路線を除く)
提供期間: 8月1日~8月31日
・長野県産あきたこまち(金芽米)
提供場所: 羽田/成田・国際線 ANA SUITE LOUNGE、ANA LOUNGE
提供期間: 6月1日~8月31日
・アプリコットデニッシュ
提供場所: 羽田/成田・国際線 ANA SUITE LOUNGE、ANA LOUNGE
提供期間: 6月1日~8月31日
岐阜県
岐阜県 商工労働部 国際観光局 副局長の尾関新太郎氏は、「ここ数年、観光客が右肩上がりで2018年は123万人泊で過去最高。傾向としては、他県に比べて欧米、イギリス、スペイン、ドイツといった国からのお客さまが増えている。そうしたなか、この企画で、国際線ラウンジや欧米路線の機内食で本県の食材を取り上げてもらえるのはありがたいこと」と岐阜県の観光客動向と本取り組みの親和性についてコメント。
さらに2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に触れ、「主人公の明智光秀は本県の出生。ドラマの前半部分は岐阜が舞台。1600年の関ヶ原の戦いが行なわれた関ヶ原町には、古戦場記念館を建設中で、2020年の夏オープンを目指している。2020年に向けて『戦国武将観光』をテーマにした新たな観光キャンペーンを展開する」と、大河ドラマに連動した将来の観光プロモーションの取り組みについても言及した。
岐阜県の食材を使った機内/ラウンジでの提供メニュー
・飛騨牛アスパラガス二色巻きと海老芋コロッケ
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 8月1日~8月31日
・仔羊背肉のペルシャード 岐阜県産アンディーブとゴルゴンゾーラピカンテのサラダ添え
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・岐阜県産奥美濃古地鶏もも肉のグリルとフェットゥチーネのカルボナーラ ポーチドエッグ添え
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・岐阜県産たかやまもちと黒胡麻アイスのパフェ
提供場所: 羽田・国際線 ANA SUITE LOUNGE Dining h
提供期間: 7月1日~7月31日
・岐阜県産飛騨牛のカツレツと夏野菜 もろこしソース餡とともに
提供場所: 羽田・国際線 ANA SUITE LOUNGE Dining h
提供期間: 7月1日~7月31日
静岡県
静岡県 文化観光部 部長の植田基靖氏は、2020年6月4日に10周年を迎える富士山静岡空港の利用者が70万人を突破したことのほか、富士山観光についてコメント。「(2018年11月に)富士山、駿河湾越しに見えるところに県営の『日本平夢テラス』という施設を作った。30万人が年間の来館者目標だったが、半年ですでに80万人を超えた。無料ということもあるが、施設もきれいで、非常に展望もよいということでたくさんのお客さまに楽しんでいただいている」と紹介。
また観光におけるグルメの重要性にも触れ、「近県とも協力して、素晴らしい景色と食べ物を合わせ、全世界に情報発信しながら楽しんでいただく取り組みを進めていきたい」との意気込みを示した。
静岡県の食材を使った機内/ラウンジでの提供メニュー
・鰻ざく旨酢餡掛け
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 8月1日~8月31日
・本鮪重ね 縞鯵そぎ身
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 7月1日~8月31日
・鮑のもどしゼリー掛け
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~6月30日
・静岡クラウンメロン
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 8月1日~8月31日
・抹茶の黒蜜寒天
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・静岡県産メロンパフェ
提供場所: 羽田・国際線 ANA SUITE LOUNGE Dining h
提供期間: 6月1日~6月30日
・抹茶ムース
提供場所: 羽田/成田・国際線 ANA SUITE LOUNGE
提供期間: 6月1日~8月31日
愛知県
愛知県 観光コンベンション局 局長の藤田昇義氏は、「愛知県はどちらかというと産業県で、観光のイメージがないと言われることもあるが、モノ作り県だけに例えば企業の博物館などの産業観光、ユネスコの無形文化財である山車といったお祭り文化、名古屋めしといったグルメの面でも楽しんでいただける素材がたくさんある」と紹介。
そして、「なによりも、江戸時代初期の270藩の7割の武将が愛知県出身。まさに“武将のふるさと愛知”としても売り出している」と話すと、発表会に参加していた徳川家康と服部半蔵忍者隊の2人が登壇。名古屋城や国宝の犬山城などの城、桶狭間、小牧長久手、長篠・設楽原といった合戦場跡などを紹介し、「戦国時代、武将好きな方には必見な場所。ゆえに皆の者。武将のふるさと愛知県で待っておるぞ」と呼びかけた。
愛知県の食材を使った機内/ラウンジでの提供メニュー
・愛知県産ミネアサヒ(金芽米)
提供場所: 欧米路線(日本/海外発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・料亭沢庵
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス、欧米/東南アジア路線(日本発)ビジネスクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・伊佐木塩焼き 三河赤鶏の白味噌焼き
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・愛知県産いちじく
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 7月1日~7月31日
・三河山吹うずらとレンズ豆 フォアグラのテリーヌビーツとオレンジソース
提供場所: 欧米路線(日本発)ファーストクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・お酢屋のドレッシング りんご酢&バジル
提供場所: 羽田/成田・国際線 ANA SUITE LOUNGE
提供期間: 6月1日~8月31日
・いちじくタルト
提供場所: 羽田/成田・国際線 ANA SUITE LOUNGE
提供期間: 6月1日~8月31日
三重県
三重県 雇用経済部 部長の村上亘氏は、「三重県は古代より皇室に海産物を納めていた御食国。伝統的な食文化と豊かな自然があり、食材のなかでも夏の旬の魚の代表格である三重県産の鱸(スズキ)、特A評価の伊賀米コシヒカリ、伊勢醤油や日本酒などを機内やラウンジで提供いただけうれしく思う」と食材の紹介と合わせて謝辞。
先日の新天皇陛下即位に関して伊勢神宮が注目を集めたことにも言及し、「ゴールデンウィークには88万2000人に参拝いただいた。例年の2倍以上」と紹介。2019年は熊野古道・伊勢路の世界遺産登録や15周年となるほか、2021年のとこわか国体開催も控えていることなどを紹介した。
三重県の食材を使った機内/ラウンジでの提供メニュー
・四日市とんてき丼
提供場所: 欧米路線(日本発)ビジネスクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・鰆の伊勢醤油焼き
提供場所: 欧米/東南アジア/シドニー路線(日本 発)ビジネスクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・三重県伊賀産コシヒカリ(金芽米)
提供場所: 欧米/東南アジア/南アジア路線(日本 発)ビジネスクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・三重県産鱸のオリーブクルート シャンパンソース
提供場所: 欧米路線(日本発)ビジネスクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~8月31日
・ハーブチキンとXO醤風味のポテトサラダ 三重県産鱸藻塩のマリネとトマトのヴィネグレット
提供場所: 東アジア路線(日本発)ビジネスクラス(※一部路線を除く)
提供期間: 6月1日~6月30日