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「天然温泉 平和島」リニューアル内覧会。岩盤浴など新設。スーツケースロッカーやフリーWi-Fiで羽田利用客の獲得も狙う
2019年3月27日 15:51
- 2019年3月28日 リニューアルオープン
京急グループの京急開発は、BIGFUN平和島内にある「天然温泉 平和島」を3月28日にリニューアルオープンするにあたり、内覧会を実施した。
天然温泉 平和島は今年で開業30周年を迎え、施設の見直しや2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックを見据えてリニューアルを実施。羽田空港から近い立地を活かして、深夜・早朝便を利用する乗客に向けた送迎バス付きプランも提供していることから、増える旅行客の需要を積極的に取り込んでいく。
「天然温泉 平和島」概要
オープン日: 2019年3月28日
営業時間: 24時間営業(年中無休)
[大浴場]9時30分~翌6時
[ビューイングスパ]6時~翌2時30分
[岩盤浴]10時~22時
料金:
[平日日中入館料]大人2000円、3歳~小学生1000円、幼児300円
[土日祝日日中入館料]大人2300円、3歳~小学生1000円、幼児300円
※7時間制、館内着・タオル付き
[深夜追加料金]1500円 ※0時~5時
[岩盤浴料金]500円 ※岩盤着・岩盤タオル付き
所在地: 大田区平和島1-1-1 BIGFUN平和島 B館 2階
アクセス:
京急線 平和島駅からワンコインバス(100円)で約5分、JR京浜東北線 大森駅東口からワンコインバス(100円)で約10分
※併設のボートレース平和島でレース開催期間中は無料送迎バスあり、駐車料金のサービスあり
TEL: 03-3768-9121
Webサイト: 天然温泉 平和島
今回新設したのは「スーツケースロッカーの設置」「フリーラウンジの設置」「岩盤浴施設の新設」「全館フリーWi-Fiの整備」の4つ。
スーツケースロッカーは、増える空港利用客のニーズに応えるためにエントランス脇のスペースに131台のロッカーを設置。料金は無料だが、施錠時に100円必要(開錠時に戻ってくる)。
フリーラウンジは、エントランス近くに設置された入場者が利用できるくつろぎスペース。開放的な空間にイスが置かれ、一部カウンターには電源コンセントとUSB充電ポートが設置。館内のフリーWi-Fiも利用できる。
岩盤浴は今回の目玉ともなる施設で、男女共用の岩盤浴ルーム、女性専用の岩盤浴ルーム、男女共用の汗蒸幕(はんじゅんまく)、男女共用のクールダウンルーム、男女共用の休憩室、女性専用の休憩室で構成されている。
汗蒸幕はドーム状の室内で行なう韓国伝統の高温サウナで、中央に置かれたサウナストーブを取り囲むように木製ベンチが置かれている。ここでは1日に4回(11時、14時、16時、20時)ロウリュも行なわれる。ロウリュはフィンランド発祥のサウナプログラムで、サウナストーブにアロマ水を掛けることで高温の蒸気と香りを発生させ、それを大型ウチワであおいで熱気を循環させて発汗を促すもの。なお、岩盤浴を利用するには500円の追加料金が必要で、岩盤着と岩盤タオルが貸し出される。
リニューアルにともない料金も改定される。現行では平日の大人の入館料は1800円だが、新料金では2000円、深夜料金も1300円から1500円になる。スタッフによると今回のリニューアルで年間の目標利用客数は22万8千人(630人/日)、前年比で8.5%増を目指し、新規顧客の獲得、顧客満足度の向上に努めたいとしている。また、女性の利用客増のために狙い女性専用ゾーンを数多く設け、セキュリティ強化にも力を入れたとのこと。ちなみに2017年度の実績では外国人利用客は6200人であり、こちらの数字も伸ばしていきたいと話していた。