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成田空港、館内の高精度ナビゲーションなどが可能なデジタルサイネージ「infotouch」リニューアル。6月下旬に全ターミナルに展開

3月28日に新モデルを先行供用開始

2019年3月25日 発表

成田空港は双方向型デジタルサイネージ「infotouch」の新モデルを3月28日に導入。6月下旬までに全ターミナルに展開する

 NAA(成田国際空港)は3月25日、2017年10月に第1ターミナル内で4台を運用している双方向型デジタルサイネージ「infotouch」の新モデルを3月28日に先行供用し、6月下旬ごろに第1/第2/第3ターミナル館内全域で計64台を設置することを発表した。

 infotouchは通常の館内の施設案内などに加え、高精度屋内デジタルマップによる館内ナビゲーション、搭乗券のバーコードを読み込ませることで搭乗口までの動線を案内する機能、テレビ電話による案内スタッフとの通話機能などを備えた双方向デジタルサイネージ。

 2017年10月に導入したモデルは縦型のディスプレイを採用していたが、車いす利用者やユニバーサルデザインに配慮した横型ディスプレイのモデルを開発。横型モデルを第1ターミナル中央ビル4階で3月28日に先行供用するほか、6月下旬ごろに全ターミナル内へ展開。設置場所に合わせて2モデル計64台を併用する。

新たに開発した横型ディスプレイのinfotouch